ネット掲示板「2ちゃんねる」開設者で実業家の「ひろゆき」こと西村博之氏(45)が25日に自身のツイッターを更新。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための水際対策について、自民党・二階俊博元幹事長の「国際融和だからといってバイ菌も一緒にみんないらっしゃい、ってわけには(いかない)。厳しくしているから日本の健康、安全が保たれている」との発言を報じた朝日新聞デジタル(24日付け)の記事を引用しつつ私見を述べた。
ひろゆき氏はこの日、“政治の水際対策”を評価する発言を行なった自民党・二階元幹事長の記事を引用して「海外からの旅行客を制限してるが、日本のコロナ新規感染者数は世界一。日本の安全が保たれてるはデマ。」と指摘。さらに、「感染者を『バイ菌』と呼ぶのは、不要な差別を生み、医療関係者や家族への無理解を助長します。そして、コロナウイルスは菌ではありません。と、ツッコミ所が多数。」と苦言を呈した。
ぶしつけな物言いでたびたび物議を醸している二階元幹事長。この日は安倍晋三元首相の国葬について、報道機関の世論調査で軒並み反対意見が強かったことを踏まえ「それがあったからといって国葬をやめるわけではない。国葬は当たり前だ。やらなかったらばかだ」という発言によってTwitterでトレンド入りしていた。
ひろゆき氏による二階元幹事長へのツッコミは反響を呼び、コメント欄には「そもそもコロナ対策が色々と間違っているような気がします」「散々言われてると思うけど感染者数と検査での陽性者数は意味がまったく違うんだよね…」「日本のマンパワー不足も深刻だが良いリーダー不足がより深刻」「昔、近所にこんな感じの頑固なおじーちゃんいたなぁ」「ビジョンのないやつが力を持つと他人を制約して悦に浸ることが目的になってくるんだよな」など、さまざまな意見が寄せられていた。