12月20日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)で、MCの加藤浩次(53)が番組の目玉企画にツッコミを入れ、視聴者から驚きの声が上がっている。
問題となっているのは、X JAPANのYOSHIKI(年齢非公表)がプロデューサーとなって行っているバンド&ボーイズグループオーディション『YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X』。『スッキリ』ではタレントのウエンツ瑛士(37)が担当するコーナー「WEニュース」で、このオーディションの最新情報を随時紹介してきた。
現在、オーディションでは、参加者が「新Team A」と「新Team B」に分かれ、2週間の合宿を実施。それぞれのグループパフォーマンス審査をし、人数が8人に絞られた結果が今週末にhuluで配信される番組で明らかになるとのこと。番組ではそのグループパフォーマンス審査の一幕が公開された。
しかし、これを見た加藤は「僕見てて、Team Aすごいのよ? レベルも本当高い。でも、(他のアイドルも)いまレベル高い」と指摘。さらに「だから僕は既視感じゃないけど、『似てるな』って思っちゃう」と正直すぎる感想を明かした。
「Team A」のパフォーマンスについて加藤は、「他にある男性ボーカルダンスグループと大差ないじゃん」とバッサリ。「みんなレベル高いから。シンクロ率もすごい高かったりとか。BTSが頂点なのか分からないけど、そこから日本、韓国といろいろあって、混合チームもあって。みんなレベル高いじゃない。その水準と、僕あんまり変わらなく見える」と突き放した。
こうした投げやり発言にネット上からは、「加藤言っちゃった!」「もう干されるから何でもありだな」「加藤もうオーディション企画飽きてるでしょ」といった声が集まっていた。
「『スッキリ』といえば、これまでもたびたびオーディション企画に密着。そこからアイドルグループ・NiziUやTHE FIRSTが誕生し、番組はもちろん、日本テレビが推しまくっていました。一方、番組は来年3月に終了することが発表。番組終了が報じられてから時折加藤の投げやりにも聞こえる発言が目立ち始めたのも事実です。今回も、オーディションのクオリティそのものを問う発言に驚きの声が集まっていました」(芸能ライター)
オーディションに合格したメンバーで結成されるグループとは仕事をする機会もそう多くはないであろう加藤。「すごいグループになる」という印象を視聴者に与えておく必要性を感じなかったのだろうか。