鳩山由紀夫元首相(75)が8日、自身のツイッターを更新。岸田文雄首相(65)が掲げる「異次元の少子化対策」をめぐり、与野党ともに児童手当の所得制限撤廃の議論が進んでいることについて持論を述べた。

昨年の出生数が1899年の統計開始以来、初めて80万人を割り込む見通しとなったことへの危機感のあらわれか、所得制限撤廃に後ろ向きだった自民党も対応を一変させるなど風向きが変わってきている。

鳩山氏はこの件に反応し、ツイッターで「民主党政権で所得制限なしの子ども手当を創設したら、『愚か者めが』と罵声を浴びせられたが、その正しさに自民党も漸く気付いたようだ。」と指摘したうえで「思えば厳しいCO2削減を打ち出した時も批判を浴びたが、今はそれ以上の削減策が求められている。政権獲るのが10年早過ぎたのか。否、日本が10年遅れているのだ。」と持論を投稿した。

鳩山氏の投稿に対しコメント欄には「民主党政権に対しては賛否有るけど、少なくても“子ども手当”に関しては正しい政策でしたね!」「その視点、さすが上級国民ですね」「公約にない消費増税決めたのは民主党政権」「成果はまだ出ていない」「申し訳ありませんが『10年早過ぎた』と共に『10年、未熟だった』ということになろうかと。政治は結果責任ですから」など、さまざまな意見が寄せられていた。