3月10日放送の『沸騰ワード10』(日本テレビ系)で、伝説の家政婦・タサン志麻さん(44)の料理教室企画を放送。その内容に視聴者から疑問の声が集まっている。
本番組の人気コーナーである「伝説の家政婦・志麻さん」。訪問先にある食材を使って絶品料理を作っていくというもので、ゲストのリクエストに答えた新しい料理を珍しい料理法で作り、主婦層から反響を集めている。
一方、この日放送されたのは「志麻さんの料理教室」の第3弾。“定番料理の激ウマ奥儀”と題し、志麻さんのファンを公言するタレントの滝沢カレン(30)と、お笑いコンビ・ハリセンボンの近藤春菜(40)が料理のコツを習うという企画になっていた。
この日、志麻さんが作ったのは、カニクリームコロッケ、パイ包み、ファーブルトン(フレンチスイーツ)。料理上手で知られている滝沢も作るのが苦手だというカニクリームコロッケを、玉ねぎの薄切りを入れることでダマになりにくいというホワイトソースを使い、冷凍せず、パン粉をまぶしてから成形するというテクニックなどが披露された。
また、パイ包みも、冷凍パイシートを半解凍の状態で使ったり、パイシートを伸ばす際は麺棒ではなく手で伸ばしたり、焼いている間にパイが破裂しないように、割れ目に沿ってところどころ包丁で空気穴を開けるなどの小ワザも紹介されたが……。
この日の放送に視聴者から「志麻さんのクオリティが落ちてる……」「マジ?ってくらい初歩的でビックリしてる当たり前では……」「タイトルは定番料理の激ウマ奥義だけど今日のは1食あたりの材料費が高すぎる」といったブーイングが集まっていた。
「さらに、カニクリームコロッケもインサートにはキレイにできたものが使われていましたが、実際に志麻さんが作って盛り付けたものはところどころ破裂しており、中身が飛び出していました。こうならないためのテクニックだったのにも関わらず、台無しに。紹介されたテクニックを無意味に感じた視聴者も少なくなかったようです」(女性誌記者)
また、カニクリームコロッケのソースにも大量の赤ワインを煮詰めるなどして、かなり材料費もかかっていた今回の企画。カニクリームコロッケ、パイ包み、ファーブルトンも家庭での手作りの「定番料理」でもない上に一般家庭ではなかなか手が出せない材料、微妙なテクニックで、番組のネタ切れ感漂う放送となってしまっていた。