5月11日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)で、MCの谷原章介(50)が手料理を披露したものの、すでに放送済みの番組で披露したレシピと丸かぶりで視聴者から厳しい指摘が集まっている。

問題となっているのは、谷原の料理コーナー「テイバン+」で谷原が作った「常識を覆す新たな“ツナサラダ”」。マグロのツナ缶を使うのではなく、初カツオを使って自分でツナを作るというレシピになっていた。

ツナといえばマグロのイメージだが、市販されているツナ缶でもカツオが使われていることはよくあること。谷原はスーパーでも手に入りやすい初カツオのサクを使用。ツナは、まず塩でカツオを水抜きしたあと、ジッパー付きの保存袋に、カツオ、ローリエ、ローズマリー、粒こしょう、オリーブオイルを入れて、30分放置。その後、沸騰したお湯に入れて15分加熱したら完成するという時短かつ簡単なレシピだった。

完成したツナは3~5センチほどに切り分けて完成。また、袋に残ったオリーブオイルはポン酢とマスタードと混ぜてドレッシングに。さらにツナの切れ端はほぐしてマヨネーズと和え、並行して作っていたシンプルなリゾットの上に乗せて「ツナサラダプレート」を作っていた。

しかし実はツナのこのレシピ、9日放送の『家事ヤロウ!!!』(テレビ朝日系)にVTR出演した際に披露したものとまったく同じもの。『家事ヤロウ!!!』ではアジと梅干しの炊き込みご飯、鶏肉のパリパリ焼きとともに、この「自家製ツナサラダ」を作っていた。

このレシピに使用者からも「またカツオから作るんかよ」「家事ヤロウとネタ被っちゃってるけどいいのか」「家事ヤロウで谷原自身がやったのと同じことやるのか…」といった指摘の声が集まっていた。

「料理上手な芸能人のひとりとして知られ、料理本まで出版した谷原ですが、たった2日前に放送した番組とレシピが被っていることに呆れた視聴者が多かった様子。初カツオは旬の食材とはいえ、実際には自分で考えたレシピの数はさほど多くないのではと邪推する声もありました」(女性誌記者)

特にお気に入りのレシピなのかもしれないが、短期間に違う局で同じレシピを目にした視聴者は違和感を抱いたようだった。