お笑いタレントで俳優のラサール石井(68)が8日、自身のX(旧ツイッター)を更新。2025年に開催が予定されている大阪・関西万博に苦言を呈した。
大阪・関西万博をめぐっては、資材や人件費の高騰による建設費、運営費の上昇に加え、参加を表明した153の国と地域が技術や文化を紹介する展示施設「パビリオン」を設けることになっていルものの、必要な建設許可を大阪市に申請した国はこれまでになく、準備の大幅な遅れが懸念されている。
この日、石井は5日に投稿されたテレ朝newsの「【速報】国立科学博物館のクラウドファンディングが『9億円』を突破 史上最高額を更新」というポストをリプライしたうえで「たった半年の万博に2350億、1/3としても国から780億。昔からそして未来までずっとある国立科学博物館には、民間の善意でやっとこさ9億。この国は狂ってる。」とつづり、大阪・関西万博のあり方に疑問を投げかけた。
この投稿にフォロワーからは「観光立国を目指すと言ってるのにチグハグ」「政府の価値観が全く理解できない」「国家予算の使い方が間違ってる!」「万博なんか行きません。ユニバで遊んで帰ります」といった賛同コメントの一方で「経済への波及効果が違うから安易な比較は出来ないよね」「規模が違うよ。それを物差しで測るのは間違っているよ」などの反論も寄せられていた。