4月17日(水)、東京都内にてトライデントシーフード・ジャパン合同会社が「『すけだら党』結成お披露目メディアセミナー」を開催した。

トライデントシーフードの本社の所在地はアメリカのシアトルで、漁業・加工・販売を一貫して行なっている。天然アラスカ産シーフードを扱う北米最大級の水産会社であり、アメリカ、日本、ドイツ、中国、ラテンアメリカなどでビジネスを展開している。

今回結成される「すけだら党」とは、アラスカ産スケトウダラを100%使用したトライデントシーフード・ジャパンのカニカマ製品の魅力を伝えることを目的としたものだ。タレントの厚切りジェイソンさんをイメージキャラクターとして起用し、特設サイト(https://sukedara-party.jp/)も開設。4月18日(木)~22日(月)の期間でSNSキャンペーンも展開している。

カニカマは国内はもちろんのこと、健康志向の高まりなどから欧米や中国など国外でも需要が拡大していて、トライデントシーフード・ジャパンにとっての主力製品でもある。

トライデントシーフード・ジャパンの製品の売りは、アラスカの豊かな海産物を原料としている点にある。アラスカはサステナビリティという言葉が一般的になる前から、州憲法によって厳格な資源の保護を行なっていて、海産物の環境負荷が少ないのだという。

アラスカの海産物は質もよく、他社のカニカマは東南アジアのイトヨリダイなどを原料としているが、アラスカのスケトウダラを使ったトライデントシーフードのカニカマとは味の面で明確な違いがあると、セミナーに登壇したトライデントシーフード・ジャパンの第二営業部部長の堤彰範さんは自信のほどをうかがわせた。

メディアセミナーでは、管理栄養士で料理研究家の金丸利恵さん考案のカニカマ製品を使ったレシピも紹介された。「カニカマは高タンパク低脂肪なので、幅広い層、その中でも特にダイエット中の人やタンパク質が不足しがちな高齢者にもおすすめ」と語る金丸さんは、火を使わずに調理が可能な「レンジで作るカニ玉丼」などを提案した。

「レンジで作るカニ玉丼」のレシピ
材料1人分
しなやカニ(カニカマ製品)2本、卵1個、ナガイモ50グラム、青ネギ10グラム、【A】塩0.5グラム、【A】水15ミリリットル、【A】ゴマ油2グラム、ご飯150グラム、【B】水50ミリリットル、【B】おろしショウガ2グラム、【B】砂糖3グラム、【B】ケチャップ5グラム、【B】しょうゆ6グラム、【B】片栗粉2グラム

作り方
1:しなやカニを1本縦にさいてほぐす。ナガイモはすりおろす(冷凍や小分けのとろろを使用してもよい)。青ネギは小口切りにする。
2:耐熱ボウルに卵を割りほぐし、1と【A】の調味料を入れ、しっかり混ぜ合わせる。ラップをせずに、電子レンジ600Wで2分〜2分20秒加熱し、カニ玉を作る(表面に泡が残り、やや半熟の部分が残る状態にまで加熱する)。
3:【B】の材料を耐熱容器に入れてよく混ぜ合わせ、残りのしなやカニを丸ごと加える。ラップをして電子レンジ600Wで2分加熱し、甘酢餡を作る。
4:器にあたたかいご飯を山型に盛り、2のカニ玉をのせ、3の甘酢餡をかけて完成。

「すけだら党」の今後の展開だが、商品パッケージの刷新やレシピ募集キャンペーンなどが行なわれる予定だという。トライデントシーフード・ジャパンの堤さんは、いずれはスケトウダラを使った他の製品や他の原料の製品も取り上げたいと語り、今回の試みを皮切りに様々な展開を行ないたいと意気込みを見せた。