かつて明治時代の日本において、多くの知識人や文化人が集まっていた場所、それが「喫茶店」。
そんな時代の流れを脈々と受け継いで今にその香りを届けてくれているのが「純喫茶」というジャンルのカフェ。
実は「喫茶店」にはかつて「特殊喫茶店」と呼ばれる、現在のクラブやキャバレーのようなものがあり、それと区別するために「純喫茶」と呼ばれるようになったという歴史があり、昭和の時代には非常に多く存在した純喫茶は残念ながら現在は少なくなってきている。
しかしながら味わい深い純喫茶で過ごす時間は懐かしさや愛しさに溢れており、時間を味わうためには最適な場所。
今回は京都にある京都人に半世紀以上愛され続けてきた純喫茶をご紹介したい。
お店の名前は「前田珈琲店」だ。
・昭和46年(1971年)に創業した純喫茶、それが「前田珈琲店」
こちらのお店、昭和46年(1971年)に創業した純喫茶のお店。
昭和46年(1971年)と言えば、東京・銀座にマクドナルドの一号店が開店し、伝説のテレビ番組「8時だヨ!全員集合」が視聴率50パーセントをたたき出していた。量販店では日清食品の「カップヌードル」が100円で販売され、沖縄はまだ日本ではなかった時代。
そんな時代に産まれたこちらのお店では、コーヒーはこだわりの自家焙煎、フード類も菓子もすべて手作り。店舗には種類豊富なモーニングや、ボリューム満点のランチ、多彩なスイーツがあり、素晴らしい京都オリジナルのコーヒーチェーンとして今なお多くの人々を魅了しているのだ。
・「前田珈琲店」で味わう絶品のナポリタンとは?
こちらのお店では様々な美味しいメニューが提供されているのだが、その中でもおすすめなのが創業当時から変わらないナポリタンだ。
太めでコシのあるパスタに加えて、厚切りのハムや玉ねぎ、ピーマンにマッシュルームと食べ応え具材が盛りだくさんのナポリタンは、多くの人々を魅了している。
ひとくち味わえば、さらに驚いてしまうかもしれない。ケチャップはしっかりとパスタや具材と炒めあげられており、濃厚なのだが、非常にさっぱりとしている。そしてパスタの味わい全体にバターのような優しい香りと甘みを感じる。
様々な美味しい料理を味わえる京都。
ただ何度も京都を訪れるのであれば、いつも京都の人々が愛する味わいに触れてみてはいかがだろうか?
きっとそこには、いつでも食べられる、しかしながら、ここだけでしか味わえない、そして毎日食べての飽きのこない、素晴らしい味わいがあるに違いないのだ。
お店 NOKU KYOTOホテル内「NOKU CAFÉ」
住所 京都府京都市中京区烏丸丸太町下ル大倉町205-1 noku KYOTO
営業時間
モーニング:7:00 ~ 10:30
ランチ・喫茶:10:30 ~ 18:00
定休日 なし
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