立憲民主党の蓮舫参議院議員(50)が自身のツイッターで自民党の二階俊博幹事長(79)のある発言に触れた。自民党の二階幹事長は26日、都内で行った講演で少子化問題への対策について言及した際、「食うや食わずの戦中、戦後、子どもを産んだら大変だから産まないようにしようと言った人はいない」と前置きした上で、「このごろ『子どもを産まない方が幸せに送れるのではないか』と、勝手なことを自分で考えて」と、子どもを産まない選択をする女性を批判したとも取れる発言をした。
また、二階堂幹事長は続けて、「みんなが幸せになるためには子どももたくさん産んで国も栄え発展していく方向にしていかなければならない」とも述べたものの、これに反応したのが蓮舫議員だった。
蓮舫議員は同日ツイッターを更新し、「産まない方が幸せ、とは誰が言ったのだろうか」と発言の根拠を求めつつ、「産めない環境や、または理由がある方の気持ちを少しは考えるということを何故しないのだろうか。これこそ『勝手』な考えだ」と強い言葉で批判していた。
しかし、蓮舫議員のこのツイートに対し、「引き合いの出し方がいつも強引すぎるんですよ…」「確かにその発言自体問題ですが、産めるのに産まない人の話です。産めない人を引き合いに出すことはデリカシーがないのではありませんか?」「あげ足取るのは簡単。文句を言うのであらば私達ならこういう方法こういった案があると示して欲しい」といった鋭い指摘が集まっていた。