法政大学法学部教授で政治学者の山口二郎氏(59)のツイートが話題になっている。

以前から法政大の授業でも安倍総理を批判していたことで知られる山口氏。27日にツイッターを更新し、現無所属の会代表でかつて民主党・民進党の党首を務めた岡田克也氏(64)について、「2016年の参院選の後に岡田さんが当時の民主党代表を辞めたとき、何でやめるんですかと尋ねたら、もう安倍さんと論争するのが嫌になったんだよと言われたことを思い出す」というエピソードを披露した。

さらに「議論のルールを守らない奴が我が国の最高指導者であることの情けなさ」と安倍総理を批判しつつ、「しかし、野党政治家たるもの倦んではいけない」と野党議員にエールを送っていた。

26日に行われた国会の「党首討論」にて、岡田氏がモリカケ問題について総理を「良心の呵責を感じませんか?」と問いかけたことに端を発するツイートだったが、山口氏のこのツイートには、「『首相と論争するのが嫌になったから』代表を辞めた?そんな政治家はとっとと政治家も辞めるべき」「やる気がなくなったんなら、議員辞職すればいいのに」「本当にそうだとしたら岡田さん情けない。首相を貶めたいのでしょうが、かえって岡田氏に失礼じゃないですか?」といった批判が多く集まる事態となっている。

 その一方で、安倍総理への批判に同調する意見も見られ、コメントは賛否が分かれていた。