元大阪市長の橋下徹氏(49)が自身のツイッターを更新し、大阪市営地下鉄民営化を反対していた大阪市議らを厳しい言葉で批判した。
橋本氏は10日に自身のツイッターを更新し、4月に民営化された大阪市営地下鉄、現在大阪メトロと呼ばれる地下鉄が民営化初めてとなる経営計画を発表したという報道を受け、ツイッターを更新した。
発表では地下鉄・中央線の延伸計画のほか、商業施設の開発など鉄道以外の事業を強化することが明らかになったが、橋本氏はこれについて「民営化後の大阪メトロのこの中期計画作成が民営化の最大のメリット」とした。
また、民営化を巡っては橋本氏が大阪市長だった時代に議会で否決され続けていたこともあり、反対意見も多くあった。それら反対意見について橋本氏は、「民営化のメリットが見えないとアンポンタンの大阪市議会や自称インテリたちが叫んでいた」と当時を振り返りつつ、「そりゃそうだ。彼らには鉄道事業の経営能力がないのだから」と強い言葉で批判していた。
この橋本氏のツイッターには、「確かに素人に対してメリットを十分に説明しようということになると、大変な上に時間もかかりますね」「もっともだと思います。また表舞台で国を取り仕切ってください!」
「これまで交通局ではできなかったことが始まろうとしていますが、多くの人にとって未知の領域です。経験豊富な人に仕切ってもらいたいです」といったさまざまな意見が集まっていた。
その後橋本氏は「戦略プランは組織に規定される」として、「経営能力がない政治家には戦略プランが見えず、民営化のメリットが見えない」とふたたび批判を展開していた。