仮想通貨ビットコインは14日、6月以来となる6000ドル(66万円付近)割れを試した。一時5887ドル(65.3万円付近)まで下落。6月の安値を更新した。6月の安値である5791ドル(64.2万円付近)を割り込むと売りが一段と加速する可能性がある。
本日はまた、イーサリアムの下落が目立った。最大で13%下落。イニシャルコインオファリング(ICO)を通じて取得したイーサリアムをその価値に疑問を持った起業家が現金化する動きを加速しているという。昨年の高値付近で仮想通貨市場でのイーサの割合は32%だった。ビットコインは39%。現在のイーサーは市場全体のおおよそ14%に過ぎない。ビットコインの占める割合は54%となった。
ビットコインは対ドルで下落しているものの、イーサリアムの下落に比べると下落ペースは遅い。