立憲民主党の枝野幸男代表(54)がツイッターを通じ、自身に関するフェイクニュースについて苦言を呈した。
事の発端となったのは、FNNの世論調査で立憲民主党の支持率が結党以来最低の10.7%になったことを受け、枝野代表が「閉会中は野党の報道は少なく、何をしているかわからないように見える」などと発言したこと。これを一部まとめサイトが取り上げ、枝野代表があたかも低支持率がマスコミのせいと不満を漏らしたかのように受け取ることのできる見出しを付け報じていた。
枝野代表はこれを受け、「公式にも非公式にもそんなことは言っていません」と否定。「不満などもらしていません」と、発言が真実ではないことを主張。
さらに次のツイートで、「近い発言とすれば『国会がないと野党側の報道は少なくなるのはやむを得ない。それに代わる地域での地味な活動をする足腰がまだまだなので、強いしよう。』というもの」とつづり、「まったく趣旨が反対です」としていた。
このツイートに対し枝野代表のツイッターには、「ネガキャンですね。法的処置を取った方がいいのでは」「フェイクニュースは困りますね…」「そのつど反論していくのが効果的だと思います」といった声が集まっていた。フェイクニュースは与野党共通で取り組むべき問題となっているようだ。