プロインタビュアーの吉田豪が、いまもっとも旬で、もっとも注目する人物に直撃するロングインタビュー企画。今回のゲストは、低予算ながら大ヒット上映中の映画『カメラを止めるな!』で旋風を巻き起こしている上田慎一郎監督。実は上田監督と“因縁”があった吉田豪が、上田監督の人生を全3回にわたってじっくりと掘り下げます。

◇ ◇ ◇

──しかし上田監督は持ってる人ですよねえ(笑)。

上田 えらいタイミングですけどね(苦笑)。

──今朝、週刊誌の記事がネットニュースになっていたわけですけど、上田監督が話題になった日の最初の取材がボクで、次が『5時に夢中!』の生放送って、このタイミングは確実に持ってますよ!

上田 ホントに……なんでしょうね(苦笑)。

──今日はその問題を糾弾しに来たわけじゃなくて、メインテーマは監督の黒歴史を掘り下げることなので、いろんなインタビューでサラッと流されてる部分だけを聞きますよ!

上田 はい、わかりました、了解です(笑)。

──昔はちょっとアレだった人でも、ちゃんとした監督になれるんだっていうことを伝えるのがテーマです。

上田 その節はご迷惑をかけて……。ビックリしましたけど。

──ボクらの接点が12年前にあったわけですよね。mixiの岡本太郎コミュで起きた出来事、覚えてらっしゃいますか?

上田 覚えてます覚えてます! 豪さんがしゃべってくれた記事まざまざと思い出しました。(※編集部注:https://miyearnzzlabo.com/archives/51460)

──ザックリ言うと12年前、「俺は、ただ今、東京にぶっとんだCAFE&BARを出そうと全力疾走中のSHINですっ。現在資金集め中です。 未経験、コネ無し、文無し……。でも、『怖かったら怖い程飛び込んでごらん、ほらっ』。太郎さんのその言葉が俺の今の力になってます。太郎さんがピカソを超えると覚悟を決めたよぉに、俺も宣言します。自分、岡本太郎、超えます。10000%本気です。絶望的なまでの覚悟ってやつです。このビッグマウスがいつか、ホントになるよぉに」って書き込みを発端に、監督が大好きな岡本太郎のコミュに熱すぎる宣伝書き込みを連投して迷惑がられていたわけですよね。

上田 そうです……。あのときは高橋歩さんの『毎日が冒険』(97年/サンクチュアリ出版。01年新装版発売)とカフェバーを出店しようみたいな本があって、それを読んで開店企画書みたいなのを作って、友達に「お金を貸してくれ」って回って。結局そんなに集まらずっていう状況で東京に出て来たんだと思います。

──この時点で、まだオープンもしていない店のコミュニティを先に作っていたわけじゃないですか。

上田 ハハハハハハ! 作ってましたね。

──しかも、その店は結局オープンしないままに終わるっていう。

上田 そうですね、わりと早々に頓挫しました(苦笑)。

いろんな人に影響を受けまくった

──ホントに謎だったんですよ。岡本太郎を超えるためにカフェをやるっていう流れもわからないし、それを岡本太郎のコミュで「岡本太郎を超えるべく熱いコミュ作りました、よかったら入って下さい」「今の俺の開店奮闘記も生中継中です。さぁ、強く生きると、覚悟を決めろ」って宣伝を始めるのも、岡本太郎は関係ないだろ感がすごくて。

上田 でも、完全に本気でしたね。本気で書いてました。いろんな方が諭してくれてるのはわかってましたけど、そのなかに豪さんがいらっしゃったのは最近初めて知りました。なぜそんなことをしたのか……。

──いまとなっては(笑)。

上田 はい。とにかくいろんな人の影響を受けやすかったんですよ。岡本太郎や高橋歩や、そのあと「ホリエモンや!」って言って、「勝間和代や!」って言って。

──ああ、昔のブログを掘ったら勝間和代期もありましたね。

上田 あれも読んだんですか! すごいなあ……。

──ブログも1から漁ったんですけど。

上田 ほう! ありがとうございます(笑)。魔法のiらんどもですか?

──あ、そっちはノーチェックでした! それはアメブロ以前のさらに痛い時期なんですか?

上田 まあ、同じようなものですけど(笑)。

──いろいろ失敗した後、「これからは月に20冊の本を読む!」って宣言した時期があったんですよね。そしたら、そのほとんどが自己啓発本と勝間和代で。

上田 そうなんですよ、さまざまな人に影響を受けて。

──岡本太郎コミュでのボクの最初の書き込みが「『岡本太郎を超えたい人』なんじゃなくて、『高橋歩になりたい人』なんでしょうね」ってものだったんですけど、当時はちょうど高橋歩期で。

上田 そうですね……。高橋歩さんと岡本太郎の本を読んで。

──当時、「高橋歩さんと沖縄で会ってビールを奢ってもらった、最高!」みたいなことを書いてたんですけど、後日、「お酒を飲めないのでビールは捨てた」って告白してて、ひどいと思いました(笑)。

上田 それはもう時効かなと思ってこの前、初めて言いましたね。奢ってもらったんだけどビールが飲めなくてこっそり捨てて、「美味かったっす!」って言って。高橋歩さんがいるときを狙ったわけじゃなくて、たまたまいて、「ヒッチハイクで来てるんです」って言ったら、「お、いいねえ! ビール奢ってやるよ」って感じで。

──岡本太郎コミュの最初の書き込みに貼ってあったのが監督のヒッチハイク画像だった時点で、「あっ……」みたいな感じはあったわけですよ。

上田 いやぁ、なりますよね。「あーあ」っていう(笑)。

──最初はみんな優しかったんですよね、みんな「夢を持つのはいいことだよ。頑張って」って、大人が優しく応援する感じで。

上田 そうでしたよね。

──そして上田監督がどんどんエスカレートしていったから、宣伝はやめろ的なことを言われ始めたんですけど、監督がすごいと思ったのは「お金目的や営利目的で宣伝してる訳でなく、青春を広げていきたい。もっと日本を熱くしていきたいって心底思って書いてる訳であって、俺はそれが悪い事なんて思わないんです」って言い切ることなんですよ(笑)。

上田 ハハハハハハ! いやぁ……これはいつものインタビューと違いますねえ……(苦笑)。

──ダハハハハ! 最終的にはいい話に着地するから大丈夫です!

上田 えぐられる話ですね……。まあ、そういう時期がありました。

叩かれるほど自分の中で盛り上がった

──「こうやって盛り上がるのはいいことです」「では提案です、ここを岡本太郎を超えていくと決めた人たちが書き込むトピックにしませんか? そんな熱いトピックにしてはいかがでしょう」みたいな感じで、注意するだけ無駄感がすごくて(笑)。

上田 ハハハハハハ! 無敵ですね(笑)。

──で、ボクが「岡本太郎を超えたいと思うのも、そのためになぜか高橋歩の方法論を使うのも自由ですけど、こういうトピックを岡本太郎コミュで立てるのは自由じゃないってことなんですよ」「そういうことしたいんだったら自分で岡本太郎と高橋歩超えコミュでも作ってください」って、すごい冷たいことを書き込んで。

上田 ……それにはなんて返してました?

──「ありゃりゃ~、バッシングの雨嵐ですなぁ。ここではこうゆう事を書かない方がいいのかな? と、真剣に考えてみたんですが…太郎さんならどう言うかな…と。太郎さんなら『はいはいすいませんでしたぁ~』と撤退する訳が無い。猛然とぶつかっていくはずだ。と、思ったんです」「太郎さんが『空気読めや』みたいな事言うとは思えません」って感じで、そもそも岡本太郎はこんなコミュに書き込まないよと思ってました。

上田 ごもっともですね(苦笑)。

──いやぁ、強かった!

上田 強いですねえ……言われれば言われるほど盛り上がっちゃってたんだと思います。

──名フレーズだなと思ったのが、「岡本太郎が、天国から降りて来て『それは違う!!』と言ってきても、俺が信じていれる事なら岡本太郎をぶっとばしてでも先へ進みます。太郎がとうせんぼしよぉが、ぶっとばして進む。超えて行く。『太郎さん、どいてくれ。俺はそっちに行きたいんだ』って」というやつで(笑)。

上田 ハハハハハハ! それはちょっと覚えてます。恥ずかしいなあ……。でもね、いまの俺にも残ってると思います。

──そういう痛さが。

上田 多少は。10年後に見たら、「ああ、このときもやっぱり痛いな」っていうのはまだあると思います。

──mixiもそうだしブログもそうですけど、そのモードのときに書かれた、いま拡散されたらあきらかに痛手になるようなことをいまでもちゃんと残しているのは勇気あるなと思うんですよ。

上田 そうですね。アメブロって非公開にできるのかなと思ったらできなくて、1個1個消すしかないって書いてあったんで、じゃあいいやと思って残しておきました。mixiは単にいまログインができない状態で。

──つまり、どうしようもないから残してるだけ(笑)。

上田 消そうとは一瞬思いましたけど、ちょっと消すのは負けな感じがしたというか、これも含めて俺やっていうことで。

──失敗によって学んだこともあるだろうし、それを踏まえて現在があるはずですからね。

上田 そうですね。だから、そのログを残しておこうって。

特殊なキャラは父親譲り?

──当時から一貫してるのは、基本的には周りの仲間も巻き込んで、お金がなくてもとりあえず動き出すってことで、それが今回の映画にもつながってると思うんですよ。ずっとしくじり続けてきたけど、映画をやるようになってからはそれがプラスに出るようになってきて。

上田 そうですね、ネズミ講みたいなのに騙されたり、自費出版したり、そのへんの流れは全部一緒ですね。自費出版したときに2ちゃんねるに「ワクテカを語るスレッド」みたいなのが立ったんですけど。

──ブログに「みんなでワクワクしよう!」とか書いてたから、2ちゃんで「ワクテカ」と命名されて。

上田 そうですそうです。そのときも、ブログのコメントですごいいろんな人が諭しに来て。だから、こっちも2ちゃんに書き込みに行ったんですけど、「ニセテカ乙」って書かれて信じてもらえなくて、ブログで「何時何分に2ちゃんねるに書きます」とか書いてた記憶があります。

──「この書き込みは本物です」とか書いてましたね。

上田 あ、すごいの見てますねえ(笑)。いま思うと、そのときは止める人が誰もいなかったんでしょうね。妻(※アニメ『こんぷれっくす×コンプレックス』で毎日映画コンクールのアニメーション映画賞を受賞した、ふくだみゆき監督)と出会ったのが大きいと思います。

──なるほど、身近にちゃんと注意なりできる人が出てきた。

上田 「やめときなさい」と。だいたい周りの友達も「行け行け!」って感じでしたからね。

──お父さんもそうみたいですよね。mixiで叩かれたときも「正直、このトピの返信を見ながらムカムカしてました。。。でも、お父さんが言ったんです。『感動した。。。お前にじゃないぞ。息子にこんな優しい袋叩きしてくれるみんなに』」「批判してくれる人の方がもっと有り難いんやぞと、貴重なんやぞと、そう言いたかったんやと思います」って書いてて、たぶんお父さんが特殊な人だと思うんですよ。

上田 お父さんはだいぶ特殊ですね。今回も何回かやらかしてましたし。お父さん、話を盛る癖があるんですよね。この映画が誰にも知られてない頃から田舎町でお母さんがビラを配ってた、と。で、ちっちゃい頃の俺とお母さんの写真が冷蔵庫に貼ってある、とFacebookに書いててニュースにもなってたんですけど、貼ってないんですよ、そんなの。

──え!

上田 たぶん違う写真なんですけど、この写真が一番引きが強いと思ったみたいで。

──『時空戦士スピルバン』と撮った写真が。

上田 そうそう。あとで自分でFacebookで、「すみません、嘘でした。ホントは違う写真が貼ってあるんですけど、こっちのほうが引きが強いと思って」みたいなことを書いてましたけどね。お父さんもmixiで炎上してたらしいですよ。

──そっちのタイプなんですね(笑)。

上田 そうなんですよ。お父さんもFacebookとかmixiでたびたび炎上する人で。

──それは当時、2ちゃんでもスレッドが立つぐらいになった上田さんのお父さんとしてではなくて、完全に独立した個人として?

上田 独立した個人としてのときもあるし、俺との合わせ技でっていうときもありました。美容師なんですけど、ちょっと過激な発言をしたり。僕も中身までは見てないんですけど、mixiですごく炎上する人だったっていうのは聞きましたね。

いまなら炎上YouTuberになっていた

──昔から上田監督がやらかしても注意はしないお父さんだったわけじゃないですか。それこそ琵琶湖で遭難した頃から。(※編集部注:https://ameblo.jp/beblue0407/entry-10026775159.html)

上田 はい、お父さんだけ笑ってましたね、琵琶湖のときも。で、これはホヤホヤの情報なんですけど、琵琶湖をイカダで横断するときに、出発地点がキャンプ場みたいなところなんですね。泊まる場所もご飯とかも何も考えずに僕らは行ったんですよ。

──基本、いつもそういうタイプですよね。

上田 そうです。で、ヒッチハイクで目的地に行って野宿してたら警備員みたいな人たちに発見されて、「内緒やで、ここで寝ろ」って公民館みたいなところで寝させてくれたんですよ。その夜、とある家族がバーベキューをしてて、「おっ、バーベキューですか、いいですねえ」って言ったら「一緒に食べるか?」みたいな感じで肉をいっぱい食わせてくれたんです。で、「明日、俺らイカダで琵琶湖を横断するんですよ」って言ったら、たぶん信じてなくてハハハハッて感じだったんですけど、昨日、メッセンジャーにその家族から連絡が来てたんです。「あのときバーベキューを食べさせた家族です。おめでとう」って。すごいビックリして。

──その人は翌日、新聞沙汰になったことは知ってるんですかね?

上田 知ってました。「イカダで一緒に横断したあの人たちも喜んでるでしょうね」「彦根の舞台挨拶に行きます」みたいな(笑)。

──琵琶湖をイカダで渡ろうとしてレスキュー要請して新聞沙汰になったときのブログは、そろそろ拡散しなきゃと思ってますよ(笑)。

上田 いまもふつうに残ってるんですよね。

──残ってますね。新聞沙汰になっても「それを読んでニヤつく反省ゼロの僕」とか、反省ない感じがちゃんと出てます(笑)。

上田 ……そんなこと書いてました?

──書いてますよ! 高校生の頃から、自転車で遠出しては勝手に知らない家の呼び鈴を鳴らして世話してもらうような活動を続けてきた人なわけじゃないですか。

上田 活動っていうか……『電波少年』とかがすごい好きだったんですよね。

──カメラの回ってない『電波少年』を勝手にやってた。

上田 カメラは回してました。

──あ、当時からカメラ回してたんですか!

上田 ハンディカムで撮って、それをドキュメンタリーにまとめてっていうのをやってましたね。

──その後も「とにかくバカな事にチャレンジしよう!」というコンセプトで、「何の努力もせずにギネス記録に挑む!」「こんにゃくで100回キャチボールできるか?」「色んなモノで洗顔してみよう!」「街角で梅干しスッパイ顔写真を100人集めよう!」って企画もやったりとか、いまだったら確実にYouTuberになってた人だと思うんですよ。

上田 ホントそうです。そして、いまの時代やったら炎上しまくってますよね。

──空気を読まないYouTuber活動をやって、叩かれたら開き直って、たぶん大バッシングされてるはずの人。

上田 ホントにホントに。こんにゃくで100回キャッチボールできるかとかやってたんですけど、そのときコメントでもけっこう叩かれて。

──「食べものを粗末にするな」って。

上田 そうそうそう、あんなの、いまツイッターとかに上げてたら相当炎上してるでしょうね。

行動力と根拠のない自信を持っていた

──そういうの見てもホント思うんですよ。いわゆるYouTuberとかもボクの趣味ではないけれど、だからって否定するべきものでもなくて。あれだけ毎日動画を撮って編集してれば何かの才能を持ってて伸びる人も間違いなくいるだろうなって。だって岡本太郎コミュの時点で上田監督の才能を見抜いてる人はいなかったと思うし、人間どうなるかわからないんですよ。

上田 ああ、『コブラ』でしたっけ? 買って読みました。

──……『コブラ』? もしかして『漫画ゴラク』(※吉田はコラム「聞き出す力」を連載中)ですか?

上田 そうだそうだ、読みました。そこにも、そんなふうに書いてもらってましたね。

──痛い人間をただ「痛い」で片付けるのはよくない、痛い人間はとりあえず行動力だけはあるので、それが正しい方向に向けばいいし、たぶん方向が間違ってるだけなんだろうなって書きました。とにかく、異常な行動力ですもんね。

上田 そうですね。行動力って自信やと思うんですよ。自信があるから。

──イカダで琵琶湖を渡るときも「絶対に死なないから大丈夫」って仲間に言い切っちゃうような無根拠な自信が。

上田 そうですね。

──mixiで叩かれた時点でも上田監督は将来の夢について書いてたわけじゃないですか。まずはカフェバーを成功させて、会社組織にして映像事業を作って、とか。

上田 秘密基地にして、みたいな話でしたね。

──正確には「店を開業→軌道に乗る→会社にする→映画&音楽事業部を作る→店を任せ、俺は映画監督に→俺しか撮れない映画を作る→世界を震撼させる→未定」ってことでしたけど、その時点では誰もが鼻で笑うようなビジョンを語ってたわけで。

上田 フフフフ、はい。だから行動力と根拠のない自信に満ちあふれてたんでしょうね。

──それで結果を出す人がいるっていうのは、いい話だと思うんですよ。このときは間違った方向での行動力と根拠のない自信だけが目についたから、誰もが何かを言いたくなってたわけですけど。

上田 そうですね。そのあとTOEICに挑戦するとか、いろんな挑戦をしてはけっこうすぐやめるんですよ。

──映画で海外進出するためには、まず英語がちゃんとできなきゃいけないってことで「2010年の3月にはTOEICで950点以上を奪取!」とか目標を立ててましたよね。

上田 やっぱりそれは結果が出ないからすぐやめちゃうんですけど、そういうところはありましたね。すぐ手を出しては結果が出なくてなんだかんだ言い訳してすぐやめて。映画に集中してからです、変わったのは。

──mixiの時点で注意されてましたからね。「あなたは遠回りしすぎです。映画監督になりたいなら映画をちゃんと撮るべきだ、カフェバーにそんなに興味ないんだったらやるべきではない」みたいな感じで、いろんな人が真っ当な注意をしてましたよ。

上田 ホントそうですよね。でも、そこで聞く耳を持ってる人であればあんなことはできないだろうなとは思います。

<次回に続く>

上田慎一郎(うえだしんいちろう)●1984年、滋賀県出身。中学時代に自主映画の制作を始める。2010年に映画製作団体PANPOKOPINAを結成。長編映画『お米とおっぱい。』、短編映画『恋する小説家』、『ハートにコブラツイスト』、『彼女の告白ランキング』、『Last WeddingDress』、『テイク8』、『ナポリタン』を監督。2015年にオムニバス映画『4/猫ーねこぶんのよんー』の1編『猫まんま』で商業デビュー。妻である、ふくだみゆきの監督作『こんぷれっくす×コンプレックス』、『耳かきランデブー』ではプロデューサーを務åめている。2017年製作の『カメラを止めるな!』が口コミによる特大ヒットを飛ばし、日本中で大ブームを巻き起こし続けている。

●映画『カメラを止めるな!』

山奥の廃墟で自主制作の役者とスタッフたちがゾンビ映画を撮っていた。そこへ本物のゾンビが現われるが、狂気にとりつかれた監督はカメラを回し続け……。映画専門学校ENBUゼミナールのワークショップ「シネマプロジェクト」の第7弾として製作された。当初は都内2館のみでの上映だったが、口コミで評判が広がり、全国で拡大公開されている。

監督・脚本・編集:上田慎一郎
出演:濱津隆之、真魚、しゅはまはるみ、長屋和彰、細井学、市原洋、山﨑俊太郎、大沢真一郎、竹原芳子、吉田美紀、合田純奈、浅森咲希奈、秋山ゆずき
製作:ENBUゼミナール
配給:アスミック・エース=ENBUゼミナール
大ヒット公開中!
(C)ENBUゼミナール