下北沢は古着屋やカフェなどがたくさんある東京の中でも人気のスポットです。そんな下北にとんねるずのみなさんのおかげでしたの企画の一つ「汚シュラン」で取り上げられたことのある中華料理の名店をご存知でしょうか?その店の名前は「珉亭」(みんてい)。たしかに店の佇まいはお世辞にも綺麗とは言えない年期の入った見た目をしています。
・下北沢グルメ史を語る上で避けては通れない歴史的な名店
下北沢の「珉亭」(みんてい)は、創業1964年、下北沢グルメ史を語る上で避けては通れない歴史的な名店です。かつては甲本ヒロトや松重豊が下積み時代にアルバイトしていたことから、音楽ファンや演劇ファンの間でも聖地化し、味以外の部分でも多くの下北沢人から親しまれています。
近年では小沢健二が映画「リバーズ・エッジ」の主題歌として描き下ろした曲「アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)」の中にも登場します。誰もが知る下北沢の象徴として登場させたのだと思います。カリスマからも愛される老舗中華料理店なのです。
・「世界で3番目にうまい店」というお店のポリシー
店先のショーウィンドウに、「世界で三番目にうまい店」と押し出している珉亭。1番うまいものは「あなたのオフクロの味」その次にうまいものが「おやじのスネの味」、3番目が珉亭と言う、その姿勢にとても好感が持てます。気取らず飾らず、親しみのある店の佇まいにメニューたち。一度行ったら必ず通いたくなります。
・絶対に頼むべし「ラーチャン」
来店者の5割が注文するメニューが定番の「ラーチャン」(850円)。半ラーメンと半チャーハンのセットです。ラーチャンを頼むと速攻で珉亭独特の漬物「辣白菜(ラーパーツァイ)」がでてきます。半ラーメン、半チャーハンと言いつつどちらもそれなりにボリュームがあるので男の人でもお腹いっぱいになれます。ラーメンは、何の変哲もない懐かしいラーメンですが、澄んだスープが染みわたります。
海苔が三角にカットされているのが眠亭らしさ。そして注目すべき赤いチャーハン。チャーシューに食紅が使われている為、チャーハンが赤いそうです。細かく切り刻まれたチャーシューがたっぷり入り、それがパラパラのお米と油で絶妙に絡まり絶品です。珉亭に来たら必ず頼むべし最強メニューです。
ラーチャン以外にも豊富なメニューがあり、1品料理系は量が多くて美味しいのでおすすめ。ライスは別注文なので注意して下さいね。麻婆茄子も美味しくてオススメです。数々の著名人が足を運んでいるようで、二階の座敷の席には大量のサイン色紙が飾られています。
多くの人に愛されているのが分かります。昔ながらの味を楽しめる老舗中華料理屋「珉亭」(みんてい)。ぜひ足を運んでみて下さい。
もっと詳しく読む:汚シュランで有名な下北沢の老舗中華料理店「珉亭」のラーチャンが最高! (東京メインディッシュ) http://main-dish.com/2019/07/16/mintei/
「珉亭」(みんてい)
住所: 東京都世田谷区北沢2-8-8
時間: 11:30~23:30
休日: 月曜日