ロールキャベツ定食 900円
夜は癒やしを求めて人々が訪れるバー。しかし昼は、ロールキャベツを求めて人々が訪れる、洋食の名店がある。それが「四馬路」(東京都中央区銀座6-3-16 泰明ビル本館B1F)だ。四馬路と書いてスマロと読むこのお店、多くの人たちを「こんなにも美味しいロールキャベツを食べた事はない」と唸らせる。
・現在はロールキャベツ定食のみ作られる
このお店にはメニューはふたつしかない。ロールキャベツ定食(900円)と、煮豚のポークソテー定食(1100円)だ。どちらも美味しいと評判だが、現在はロールキャベツ定食のみ作られている。
・焼き茄子の味噌汁がついてくる
ロールキャベツ定食には、ライス、人参のあます、焼き茄子の味噌汁がついてくる。ライスの量は最初に申し出れば少なめ、普通、多めの調整が可能で、女将の善意であとからおかわりも可能な場合がある。
・あまりにも濃密なウマさに味覚が喜ぶ
ロールキャベツはやや大きめで、非常に重厚感を感じるサイズ。それが皿にふたつも盛られており、そこにトマトとクリームが添えられている。ナイフで切って箸でつまんで食べれば、キャベツの甘味と具の旨味が融合し、あまりにも濃密なウマさに味覚が喜ぶのがわかる。
・美味しさだけを届けることに成功
キャベツはしっかりと食感を残しながらも柔らかく、具のホロホロと崩れていく軟度とシンクロ。どちらの食感も、どちらも邪魔せずに美味しさだけを届けることに成功している希少な存在。
・最高のロールキャベツが銀座の路地裏の地下に存在
このロールキャベツ、半分に切ってライスに乗せて食べれば、ロールキャベツの旨味とあふれ出るエキスとスープの旨味で最高のロールキャベツご飯が完成する。こんなにも美味しいロールキャベツが銀座の路地裏の地下に存在するとは、いやはや驚きである。
・コーヒーは注文を受けてから30分かかる
ちなみにコーヒーは丁寧に作るため、注文を受けてから30分ほど時間を要するため、どうしても飲みたいときはロールキャベツ定食を注文すると同時にお願いしよう。ただ、混雑時のコーヒーの注文は付けたほうが良いかもしれない。
とにかく、この感動のロールキャベツを一人でも多くのロールキャベツ好きに食べてもらいたい。ロールキャベツを食べ終えた後に残ったスープも、これまた格別なので絶対に飲む干すこと。
もっと詳しく読む: 孤独のグルメ シーズン8 / 銀座のバーで食べるロールキャベツ / 四馬路(スマロ)(東京メインディッシュ) http://main-dish.com/2019/10/09/kodoku-no-gurume-season8-ginza-roll-cabbage/
四馬路 / スマロ
住所: 東京都中央区銀座6-3-16 泰明ビル本館B1F
時間: 11:30〜14:00
休日: 土日
備考: ロールキャベツはランチのみ提供