タンステーキ 2000円

肉の美味しさを表現する際に「柔らかい」「とろける」などと表現をすることがあるが、その双方を同時に感じさせてくれる、まさに究極のタンステーキを食べることができる。

・駅から徒歩10分ほどで到着
そんなタンステーキが食べられるのは、洋食レストラン「イート」(東京都杉並区高井戸西3-7-10)。富士見ヶ丘駅と高井戸駅の中間にあり、どちらの駅からも徒歩10分ほどで到着する場所に位置する。


・厨房を客席から見ることができる
住宅街にあり、お店は2階にあるので階段をのぼって店内に入ると、昭和的な喫茶店ともいえるし、木のぬくもりを感じられるロッジのようでもあるし、老舗の洋食店のようでもある。どうであれ、広々としていて居心地が良い。厨房も広く、客席から見ることができるのも楽しげだ。

・杉並区高井戸のタンステーキとミートパトラ
ここの名物はタンステーキ、ミートパトラ、そしてアレである。アレとは、牛ヒレ肉ステーキにチーズをたっぷりと乗せ、濃厚ソースで仕上げたもの。これも絶品なのだが、その美味しさは別の機会にご紹介したい。

・値段以上の驚くべきタンステーキ
今回はタンステーキを注文。ランチタイムのタンステーキはひと切れだが、グランドメニューのタンステーキは二切れを食べることができるため、今回は二切れの単品を注文。価格は2000円だが、その値段以上の驚くべきタンステーキが目の前にやってきた。

・旨味たっぷりのキノコ入りソース
焼肉屋でも、ここまで極厚なタンを目にするのは稀。豪快に高級タンをしっかりと焼き、ステーキとして仕上げたあと、サラサラとしていながら旨味たっぷりのキノコ入りソースをかけて完成だ。



・丸くカットして仕上げられた人参
二枚も極厚なタンが皿に盛られており、そのタンを支えるように特製スパゲティが添えられている。かわいらしく丸くカットして仕上げられた人参もデザインのアクセントとして目の保養を楽しませてくれる。

・崩壊していく肉の雪崩
ナイフを単に入れれば、スゥーッと沈みつつも、タン特有の弾力も感じさせる。それを口に運べば、柔らかいだけでなくタンの食感がしっかりと生かされ、旨味が溢れるとともに崩壊していく肉の雪崩が味覚にセンセーションを呼ぶ。


・タンから溢れたエキスも堪能
いやはや、こんなにもタンの美味しさを引き出すことに成功しているとは、シェフの腕前に敬意を表したくなるほどだった。

そしてなにより、添えられたスパゲティをソースにからめて食べれば、ソース優らの旨味だけでなく、タンから溢れたエキスも堪能できる。いやはや、完全に大満足。完全に幸せ。

もっと詳しく読む: 孤独のグルメ シーズン8 / 杉並区高井戸のタンステーキとアレ / イート(EAT)(東京メインディッシュ) http://main-dish.com/2019/10/10/kodoku-no-gurume-season8-takaido-tongue-steak/

イート / EAT
住所: 東京都杉並区高井戸西3-7-10
時間: 11:30~14:00 17:00~22:00
休日: 水木(要確認)