海外好きな方ならご存知だと思いますが、日本には海外の方がたくさんすんでいるエリアが数多くあり、その場所はその国の名前や都市名をつけて俗称で呼ばれている場所があります。
例えば、東京の新大久保周辺はコリアンタウンと呼ばれていたり、西葛西周辺はリトルインディアと呼ばれていたり、東京以外にもそのような場所がたくさんあります。
その数多くの場所の1つ、東京のリトルヤンゴンと呼ばれている場所が高田馬場周辺。こちらには民主化への弾圧を逃れるため祖国を離れた、たくさんのミャンマーの方が住んでいるそうです。
たくさんの現地の方が住んでいる場所なので、高田馬場周辺にはミャンマーの家庭料理店がいくつもあり、私たち日本人は東京に居ながらにして、本場に近い絶品のミャンマー料理を食べる事が出来ます。
今回は「ミンガラバー」というお店にお伺いして、ミャンマーの美味しい炊き込みご飯を味わってきました。
ランチタイムにお伺いすると、様々なランチメニューがあり、どれも美味しいのですが
もし初めてミャンマーのご飯を味わうのでしたら、オススメはミャンマーの炊き込みご飯「ダンパッウ」です。
ランチタイムは炊き込みご飯「ダンパッウ」にスープとサラダがついてきます。
様々なナッツやドライフルーツと一緒に炊き上げられたミャンマーの炊き込みご飯は非常に香り高い逸品に仕上がっています。
そして炊き込みご飯には、美味しくてスパイシーなおお振りの鶏のモモ肉が添えられています。
まずは、炊き込みご飯だけを味わってみてください。
スパイスの香りをまとったライスにナッツ、ドライフルーツが口の中で渾然一体となって、様々な食感と味わい、そして香りとが、どんどんと口の中いっぱいに溢れてきます。
そしてスパイスで煮込まれたチキン。
ほろほろとほどけていくほど柔らかく仕上げられた鶏のモモ肉は、非常にジューシーでスパイシーに仕上がっています。
そんな香り高い鶏のモモ肉をしっかりとほぐして、複雑な食感と味わい、香りたっぷりの炊き込みご飯としっかりと混ぜて味わえば、まさに、ミャンマーが誇るおふくろの味、ミャンマー風炊き込みご飯「ダンパッウ」の美味しさに気がつくことでしょう。
かつては「アジア最後の秘境」とも呼ばれていたミャンマー。現在は民主化が進み、欧米諸国の経済制裁が解除されたことをきっかけに、本格的に世界各国の企業が動き始め、投資ブームが勃興。
現在では日本からANAがビジネスメインの直行便を飛ばすほど、ミャンマーの経済成長性は目が離せない状況になってきています。
日本のリトルヤンゴンで現地情報や現地の食文化を感じたら、「アジア最後の秘境」が現在どのようになっているのか、実際に行ってみるのもいいかもしれません。きっとそこには、高田馬場で感じた何かを感じられるように思います。
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お店 ミンガラバー 駅前店
住所 東京都新宿区高田馬場2-18-6 柳屋ビル B1F
営業時間 11:30~14:30 / 17:30~23:30(ラストオーダー23:00)
定休日 無休