イタリア中部トスカーナ州の州都であるフィレンツェは、ルネサンス時代の建築や芸術品を数多く残す芸術の都として、世界中の旅行者たちを魅了し続けています。
「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」のドゥオーモ、サン・ジョヴァンニ洗礼堂、ジョットの鐘楼、ボッティチェッリの代表作『プリマヴェーラ』と『ヴィーナスの誕生』を所蔵するウフィッツィ美術館など、フィレンツェには見どころが盛りだくさんでとても一日では足りません。
数日かけてフィレンツェを観光するなら、ルネサンス気分を味わえるホテルに泊まってみるのはいかがでしょうか。
今回紹介する「Casa Laura&Duccio(カーザ ・ラウラ&ドゥッチョ)」は、ピッティ宮殿から200m、ヴェッキオ橋から400mの観光に便利な場所に位置するアパートメント。
フィレンツェの中心部ではありますが、アルノ川の外側になるため、周辺が観光客でごった返すこともなく、ほどよく落ち着いたロケーションです。
すぐ近くに初期ルネサンスの教会である「サント・スピリト聖堂(Basilica di Santo Spirito)」があり、アパートメントは聖堂の前にあるサント・スピリト広場に面しています。
「Casa Laura&Duccio」はオーナー夫妻がワンフロアだけを管理している、一日一組限定のアパートメントです。宿泊は1日1組限定で、レセプションなどはないため、チェックイン時間に合わせてオーナーが立ち会い、鍵を渡してくれます。
1600年ごろに建てられた古い建物の2階に位置し、リビングルーム、ベッドルーム、バスルーム、キッチンがあり、リビングのソファベッドを使用すれば最大で5名まで宿泊可能です。
とてもかわいいインテリアなので、カップルや女子旅にぴったりでしょう。
リビングルームの窓からはサント・スピリト聖堂の塔が見え、眼下にはサント・スピリト広場を行き交う人々の姿も。
ダイニングテーブルと食器棚。中にはかわいいカップとプレートが入っています。ワインは有料(10ユーロ~)。
メディチ家が統治していた時代、建物は一方が広場に向き、反対側がメルカート(市場)に向くように作られたそうです。そのため、このアパートメントもワンフロアが細長い形をしています。
リビングルームと逆側の通路の端にあるベッドルーム。クイーンベッド1台とシングルベッド1台があります。このベッドルームもロマンティックでかわいいインテリア&ファブリックです。
クッションもたくさん配され、壁際にはクローゼットが置かれています。
ベッドルームの入り口から、通路の向こう側に見えるリビングルームの入り口。
バスルームとトイレ。バスタブはなく、シャワーブースがあります。
アメニティはシャンプーとボディーソープはありますが、歯ブラシはないので持参しましょう。
キッチンもラブリー。コーヒーマシンや紅茶のティーバッグ、クッキーやシリアルなどがサービスで用意されていました。
調理器具もあるので、メルカート(市場)で買ってきたものをお部屋で食べるのも良いでしょう。
ホテル予約サイトでの評価も10段階中9.7と高いCasa Laura&Duccio。ゲストブックには、インテリアが素敵だった、ロケーションが良くて観光に便利だった、オーナーのラウラさんが親切だったことなど、たくさんのゲストの満足の口コミがありました。
アパートメントなのでホテルのようなサービスは期待できませんが、フィレンツェらしいかわいいお宿に泊まりたい人、旅先で暮らすように泊まりたい人におすすめです。
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名称 Casa Laura&Duccio(カーザ・ラウラ&ドゥッチョ)
住所 piazza santo spirito 2, サン・フレディアーノ, 50125 フィレンツェ, イタリア