ネット掲示板「2ちゃんねる」開設者で実業家の「ひろゆき」こと西村博之氏(45)が15日早朝に自身のツイッターを更新。評論家・白川司さん(@lingualandjp)の「外国人が創業すると東京都が1500万円を保証人無しで貸してくれるという制度が中国で評判になっている。東京での起業を促す中国語の記事もあるそうだ。さすがは媚中派の小池知事。東京に住む日本人の若者より、中国から来る中国人に期待しているんだろう。」という投稿について反応した。

ひろゆき氏はこの投稿を引用したうえで「外国人が創業すると東京都が1500万円を保証人無しで貸してくれる夢溢れる政策。無担保なので使い切ったら中国に戻るだけでOKです。中国まで取り立てには行きません。」と指摘し、「払うのは都民の税金。都知事の小池百合子さんはアホなの?」と疑問を呈した。

これは小池百合子都政により6月27日に発表された「外国人起業家の資金調達支援事業」のこと。東京都の発表によると「東京都は、外国人が東京で起業しやすい環境の整備を図るため、外国人起業家に向けて、金融機関による融資と、融資前後の経営支援を組み合わせた取組を、経営支援等を実施する事業者(統括支援機関)及び融資を行う金融機関(取扱金融機関)を通じて実施します」というもので、制度の意義や条件の緩さなどが一部で指摘されていた。

ひろゆき氏のこうした投稿に対してコメント欄には「てことは東京に住みながら外国籍になれば1500万円ゲットか」「都民ファーストじゃなくて外人ファースト」「ひどすぎで草」「これは天下の愚策」「日本終了のお知らせ」「都民ファーストって何だっけ」など、さまざまな意見が寄せられていた。