旧統一教会と自民党の接点の渦中にいる人物の発言に注目が集まっている。自民党の萩生田光一政調会長(58)は24日、『BSプライムニュース』(BSフジ)に出演し、密接な関わりが指摘される自身と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係について「関連団体も含めて関係をきちんと切っていく。今後関係は持たずに議員活動をやっていきたい」と述べた。
萩生田氏といえば、同党の生稲晃子参議院議員と参議院選挙公示直前に旧統一教会の関連施設を訪問していたこと発覚、さらに萩生田氏が旧統一教会の施設を頻繁に訪れ、旧統一教会関連団体のイベントで講演していたという記録まで確認されている。18日の会見では、旧統一教会の関連団体「世界平和女性連合」との付き合いを認めたうえで「(今後の関係は)適切な対応をしていきたい」と説明していた。
萩生田氏の『BSプライムニュース』での発言は、自身への批判をかわす目論みがあったのかもしれないが、BSフジ自体の報道姿勢にも疑問の声が続出し、ネット上からは「フジはその場にエイト氏や紀藤氏や有田氏をなぜ同席させないんだろうと非常に疑問を抱いた。疑惑の当事者に一方的に喋らせちゃまずいだろ」「FNNという味方のフィールドで、保護者付きでしゃべるなら、まずきちんと記者会見しろよ。そこがズルいんだよ」「どうせ太鼓持ち番組だと思って見たらヤッパリ。これは報道番組ですか?萩生田さんが出演するのも納得」など、さまざま意見が寄せられていた。