1月13日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)に、お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザー(38)が出演。11日、インターネット上で複数の著名人を中傷・脅迫したなどとして、警視庁から暴力行為法違反(常習的脅迫)や名誉棄損、威力業務妨害などの容疑で関係者先の家宅捜索を受けたドバイ在住のNHK党所属の参院議員で「ガーシー」こと東谷義和氏(51)について言及した。
“暴露系ユーチューバー”として、ドバイから配信活動をしているガーシー議員。2022年7月に参院選当選したとも帰国せず、これまで一度も国会に出席していない。
そんな中でガーシー議員は12日、自身のインスタグラムでライブ配信を行い「僕は3月の上旬に日本に帰国します。一番の根拠というか理由は、僕が3月に始まる参議院に出席するために日本に帰国します」と明言。「俺の中で帰る理由はお前らに会うことと国会に帰ること。この2つかないです。理由は。任意の事情聴取はおまけかな。帰るから顔出しますよぐらいの感覚」とも語っている。
逮捕の可能性について、元東京地検特捜部の若狭勝弁護士(66)は「通常国会が終わる6月中旬、少なくとも7月あたりに逮捕するというタイムテーブルがしかれると思います」との見解を示している。そもそも国会議員には「不逮捕特権」というものがあるが、カズレーザーは「議員が絶対に除名されないっていう制度がやっぱり異常なんじゃないかなって思いますね」と指摘。
続けて「民意を得て選ばれたってのは分かるんですけど、法案を審議するっていう議員としての本懐を遂げてない方がいて、それを他の議員が問題視しないっていうのがおかしいなとは思いますね」と疑問を呈し、「誰か議員の立場システムを考えた方がいいんじゃないかという法案を出しているのかも知りませんけど、そういう声があんまり聞こえてこないので、どの議員さんも自分の立場が揺らぐのが嫌なのかなと思いますし。そこからじゃないかなと思いますね」と持論を語った。
この意見に視聴者からも「一応議員なら国民に対してお前らとか言わないで欲しいし、上からばかりの態度は辞めて欲しい」「議員の仕事しないのなら職務放棄なんよ」「もういい加減、議員辞めて欲しい。何もしてないのに議員報酬貰うとか税金の無駄だよ」との指摘が相次いでおり、「議員が自分たちに甘々というのが余計に分かってしまったね。異常なのは議員自らが厳しい罰則を作れない事だよ」と賛同の声があがっている。
「ガーシー議員の言う“お前ら”というのは、おそらく告訴した人たちのことでしょう。誰が告訴したのかをガーシー議員が把握しているのかは不明ですが、別の日のインスタライブでは複数の著名人を名指しして『覚悟しとけよ』『とことんやったるかいな』などと話していましたから、帰国後はなんらかの動きがある可能性はあります」(週刊誌記者)
一度も国会に出席しなくとも議員で居続けられることが認められてしまうのであれば、カズレーザーの言う通り、議員の立場のシステムを変えるべきなのかもしれない。