ネット掲示板「2ちゃんねる」開設者で実業家の「ひろゆき」こと西村博之氏(46)が11日に自身のツイッターを更新。「ワクチン業務100人のはずが33人 パソナが10億円過大請求」と題して配信された毎日新聞の記事を引用して私見を述べた。
記事によると、新型コロナウイルスのワクチン接種を巡り、大阪府枚方市など3市からコールセンター業務を受託していた人材派遣会社「パソナ」は10日、再委託先の企業がオペレーターの人数が足りないのに虚偽報告し、委託料計約10億8000万円分を過大請求していたと発表したことを伝えている。
市民からは「電話がつながりにくい」などの苦情が多く寄せられており、パソナは「管理不行き届きにより、市民の皆様に多大なご迷惑をおかけした」と謝罪。3市に返還した上で、再委託先の「エテル」(大阪市)に損害賠償を求めるとしている。
2022年11月、枚方市からパソナに対し、その日に報告された電話対応完了数が約3500件なのに、ワクチン接種の予約完了数が約750件しかないと指摘が入ったことで、不正が発覚。パソナが再委託先エテルのコールセンターを調べると、その日は100人のオペレーターが配置されるはずなのに、3分の1に満たない33人しかいなかったという。
ひろゆき氏はこの記事を引用して「ワクチン業務100人のはずが33人。パソナが10億円過大請求。民間で真面目に働くより、公金をチューチューする仕事のほうが楽に儲かる時代ですよね。」と指摘したうえで「たまたまバレただけで、バレてない公金吸い取りスキームが日本中にあるんだろうなぁ。。。」と持論を投稿した。
この投稿にコメント欄には「オリンピックの中抜きで散散儲けたのにまだ、やる?」「バレてないだけで、きっと他もあちこちやってんやろね」「日本政府が日本を代表する広告代理店へ業務依頼しパソナへ流れ…給付金なども同じ流れ」「これをしても国から仕事が来る不思議。詐欺やで」「最近こんなニュースばっかで嫌になる。口では綺麗事を言ってるやつらに限って税金をチューチューしてるのはわかった」「公金吸い取りスキームが何度バレてもパソナに公金業務が舞い込むの不思議…」など、さまざまな意見が寄せられていた。