お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(59)が3月19日放送回をもってワイドショー番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)を卒業。その理由について、ネットニュースが一因であったことを明かした。
深夜時代から同番組にコメンテーターとして出演してきた松本。しかし、4月からスタートする冠番組『まつもtoなかい~マッチングな夜~』(同)のレギュラー化に伴い、番組を卒業することが発表されていた。
最後の出演回となったこの日、「最後の挨拶」を振られた松本は、番組について「最初は楽しかったですよ。最初は自分の中でストレス発散になる番組やった」と告白。一方、「だんだんそれがストレスを溜める番組になってきちゃったことは否めなくて」と明かした。
松本は「日曜の昼が憂鬱で。ネットニュースが全部もうみんな『松本、松本』で。俺の顔がこうやったら、もうトイレットペーパーの柄みたいに」と画面をスクロールする仕草を見せながら、自身の言動がネットニュースに取り上げられ続けたことを明かし、「また、内容が『ちょっと、また、そういうことじゃないけどな』『そこで終わんのかい』『それの書き方をすると、むしろ逆に伝わるぞ』とか」と誤解を受けるようなものも多くあったことをあらためて指摘した。
また、「番組を見ずにその記事や見出しだけとか見た人が、また傷つくように書かれたり」と、ネットニュースのコメント欄にも疲弊したとのことで「それで疲れて、疲弊していったことは間違いないですね。ネットニュースがなくなれば、また戻って来たい部分もあるんですけど、まあ、なくなることはないもんね」と心情を吐露した。
この松本の言動に視聴者からは、「ネットが気になるならこういう番組やるのは無理だわ」「いちいち気にするからじゃん」「だからネット気にし過ぎやねん。文句言いたいやつは何でも文句言うんだから」という声が集まっていた。
「松本はネットニュースの切り取り報道に疲弊して番組を降板するとしていましたが、今やワイドショーとネットニュースは持ちつ持たれつ。逆に過激な言動でのし上がってきたダウンタウンの松本人志が、ネットニュースの報道を気にして番組を降板することに対して驚く番組ファンも少なくありませんでした」(週刊誌記者)
意外とネットの声を気にする繊細なメンタルだった松本。まずはエゴサは早急に止めるべき!?