ネット掲示板「2ちゃんねる」開設者で実業家の「ひろゆき」こと西村博之氏(46)が14日に自身のツイッターを更新。「【全文】ジャニーズ事務所 見解と今後の対応」と題して配信されたNHK NEWS WEBの記事について言及した。
同記事では、ジャニーズ事務所の元所属タレント、カウアン・オカモトさん(26)が創業者のジャニー喜多川前社長から性被害を受けたと訴えた問題をめぐり、同社の藤島ジュリー景子社長(56)が14日、これまでに寄せられた質問に対する見解と今後の対応について公開した文書の内容を伝えている。
文書では、BBCの番組報道、またカウアン・オカモトさんの告発は事実か?とする問いに「当然のことながら問題がなかったとは一切思っておりません。加えて会社としても、私個人としても、そのような行為自体は決して許されることではないと考えております。」と個人の見解も伝えながら、「一方で、当事者であるジャニー喜多川に確認できない中で、私どもの方から個別の告発内容について『事実』と認める、認めないと一言で言い切ることは容易ではなく、さらには憶測による誹謗中傷等の二次被害についても慎重に配慮しなければならないことから、この点につきましてはどうかご理解いただきたく存じます。とは言え、目の前に被害にあったと言われる方々がいらっしゃることを、私たちは大変重く、重く受け止めております。」と回答するなど、いくつかの質問に対してジャニーズ事務所の企業体としての考えを明らかにしている。
ひろゆき氏は同記事を引用して「ジャニー喜多川氏による未成年に対する性加害に関する、社長のジュリー氏の謝罪会見。具体的に起きた事実、被害者に対する補償の話など、具体的な情報が一切無いという不誠実さが面白い。」と指摘したうえで「事実を認めると責められるので、認めないし、知らないという赤の他人ムーブが炸裂。」と持論を投稿した。
この投稿にコメント欄には「なるべく穏便に済ませたいのでしょうけどね。隠蔽していたことについてはテレビ業界も同罪だとも感じます」「それを報道しないテレビ局も面白い展開になりそう」「NHK及び民放各局は何故今まで報道しなかったのかも明確にすべき」「生きている時に言っていたら一番よかったのでは?」「これ被害者が未成年女性だったことを想像すると痛ましい内容だったかもしれないです、、、」「段ボールに『謝罪』って書いて中身何も入ってない箱を送りつけてるような謝罪だった」など、さまざまな意見が寄せられていた。