6月28日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で行われたドッキリが「悪質」としてネット上でドン引きの声を集めている。
問題となっているのは、「相方が倒れて予断を許さない状況でも時間が経てば腹は減るし眠くもなる説」。お笑いコンビ・コロコロチキチキペッパーズのナダル(38)、お笑いトリオ・我が家の杉山裕之(46)、モグライダーのともしげ(41)、安田大サーカスのクロちゃん(46)をターゲットに、相方が「倒れた」という情報を聞いたあと、どのような行動を取るかのモニタリングを行った。
「相方が倒れて、意識を失い、予断を許さない状況。命の危険もある」とマネージャーに告げられ、待機するよう指示されるというこのドッキリ。その中でも特に注目を集めたのはともしげ。電話を終えるとすぐに着替え始めたあと部屋をうろつき、1時間ほど経つと泣き始めてしまった。
その後、大量の鼻血が出てしまったともしげ。さらに眠らず食べず、相方の芝大輔(39)との思い出の写真を見返していた。
ネタバラシを受けた後、ともしげは「あぁ……良かったね」と安堵。まったく怒らず、号泣しながら「死なれたら困るから。なんだよもう、心配したよ」と明かしていた。
このVTR後、スタジオではゲスト出演していたホラン千秋(34)が「本当はこの命に危険があるという試し方はいけないんだとは思いますけど」と指摘。一方、「やっぱりあそこでコンビの皆さんの絆とか人間性とか出るんだなと思いますし」と話していた。
ホランのこのフォローはあったものの、視聴者からは、「相方が倒れたとか、人の命のことで嘘ついてドッキリやるのって良くない」「大事な人が倒れるドッキリって楽しいの?」「ドッキリはまだイイとして、意識を失って命の危険もある状況って言われてる……っていうウソはどうなのよ」という苦言が殺到していた。
「大事な人が倒れて危険な状況になったり、その後亡くなったりする状況は誰にでもあるもの。そうした心配の気持ちを利用してお笑いドッキリにしようとすることに対する嫌悪感を抱いた視聴者は多かったようです。ホランが視聴者の声を代弁していましたが、批判は免れなかったようです」(週刊誌記者)
今回のドッキリは悪質すぎたようだ。