『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)で13日、タレントのryuchellさん(享年27)の訃報を取り扱った。その中でテレビ朝日局員の玉川徹氏が匿名での誹謗中傷に対し苦言を呈しる場面があった。

12日夕方に都内の所属事務所で死亡している状態で発見されたryuchellさん。現場の状況から、自殺を図ったと見られている。この日、番組では、ryuchellさんが生前、多様な生き方を呼びかけていたことなどを振り返った。

これに対して「ひどい誹謗中傷があったっていう報道がありますね。そういうことが今回のことに関わっているのかどうかっていうのは、ちょっと分かりませんけれども」と前置きし、「もしそういう風なことがあったんだとしたら、またそんなことが起きてしまったのか、と」と語った玉川氏。

続けて「一体いつまでこの社会は、こういう風な方々を匿名の名の元に追い込んで、というようなことを続けるんだろう」と嘆き、「すごく暗澹たる気持ちになるんですよね」と持論を展開した。

また、玉川氏は匿名の誹謗中傷のムーブに対し、「このままでいいはずはないですね。日本だけじゃないです。韓国なんかもそうですし」と指摘。「こういうことが続いていくということであれば、社会が一体どうすればいいのか。そういう風な匿名の暴力をどうやって減らしていけばいいんだろうということを、改めて真剣に考えなければいけないんじゃないかなという風に思いました」と、匿名の誹謗中傷を減らす呼びかけを起こすべきなのではないかと問題提起した。