7月17日放送の『DayDay.』(日本テレビ系)で紹介された“名店ハンバーグ”がネット上から驚きの声を集めている。
話題になっているのは、「食に興味がない」というMCの武田真一アナウンサー(55)がさまざまな街の絶品グルメを食レポするというコーナー「どこブラ」。この日は黒田みゆアナウンサー(24)とともに吉祥寺の人気店を訪れた。
その中で物議を醸しているのは、元フレンチシェフが作っているというチーズハンバーグ。牛ひき肉100%のハンバーグで、手ごねされたあとフライパンで強火で焼いてうま味を閉じ込めたあと、グリルで中まで火を通したというもの。
ハンバーグは上にスライスチーズがのせられ、熱々の鉄板にのって出てきたが、テーブルに来てからさらにチェダーチーズソースがかけられることに。ソースがかけられた瞬間、蒸気が出ていたが、武田アナがハンバーグにナイフを入れた瞬間、中からは真っ赤な肉汁があふれ出ていた。
さらにハンバーグの断面もかなり真っ赤な状態。これに武田アナが「赤い。……大丈夫ですか?」と不安を漏らすと、店主は「ローストビーフの真ん中が赤いのと一緒で、“火が入った赤”」と説明。なお、食べた武田アナは「うまい……。うまいなぁ」と呟き、「肉がいいですね」と絶賛していた。
しかし、このハンバーグにネット上からは、「うわ、真っ赤」「塊肉のローストビーフとひき肉こねたの別物では」「ローストビーフの中赤と成型肉の中赤は違う気が……」「この生感ダメだ〜おいしそうと思えん」「赤い肉汁はちょっとやだな」とドン引きの声が集まっていた。
「ローストビーフの中が赤いのは、『ロゼ』といわれるタンパク質のみが固まった状態。決して生ではないことで知られています。とはいえ、塊肉とひき肉では肉の状態も大きく異なるもの。このお店では安全な赤いハンバーグを出しているはずですが、赤いハンバーグの安全性をよく説明しないのに紹介した番組にも疑問の声が集まっていました」(女性誌記者)
この特集を見て、「赤いハンバーグも安全」と安易に考える人が出なければいいのだが……。