元宮崎県知事で政治評論家の東国原英夫氏が13日、タレントのryuchellさん(享年27)が、12日に死去したことを受けて、ツイッターを更新し話題となっている。
ryuchellさんは元妻でタレントのpecoさん(28)との間に長男を授かったが、昨年8月に離婚を発表。一部ネットユーザーからは批判が殺到し誹謗中傷もあっという。
現在、ネット上ではryuchellさんに匿名で誹謗中傷した者たちに対しては当然のように批判の声が上がっているが、東国原氏はこの日、ryuchellさんに誹謗中傷をした人がコメント投稿やアカウントを削除する動きが見られていることを報じるネット記事を引用リツイートしたうえで「課題は①LGBTQ理解増進法を改めて精査②相手を死に追いやる様な悪質な罵詈雑言や誹謗中傷等の徹底的取り締まり。政治は動くべきである。」と提言し、続けて「政治は動くべきである」と持論を投稿した。
これに対しネット上からは「本当にその通りだ!言いたいことあるなら表に出て言って欲しい」「本当にそんな人に腹が立ちます。警察が調べ匿名でも特定して」「誹謗中傷は犯罪です。許してはいけません!突き止めて罰則を」などの賛同の声が集まっているのだが、その一方では「死亡原因を身勝手に特定して、いろいろ言う事の方が罪深いと思いますよ。しかも政治に絡めるとかは辞めた方がいい」「LGBTQ関連の議論は、表舞台に立ちたくなかった人を無理矢理大観衆の前に立たせるような行為だと思う」といった声も上がっている。
ryuchellさんが亡くなった理由については何も明らかになっていない段階で、はやくから急死の原因を勝手に「誹謗中傷」や「ジェンダー問題」と決めつけて騒ぐ人たちが後を絶たない。こうしたネットリテラシーの低い自称ジャーナリストやインフルエンサーといった“赤の他人”がさまざまな憶測を飛ばし、自身の思想や政治活動に利用する動きは危うい。こうした状況を疑問に感じている人も少なくないようだ。
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