脳科学者の茂木健一郎(60)が1日にX(元ツイッター)を更新。自民党女性局のフランス研修中にSNSに投稿した写真について持論をポスト。その内容が物議を醸している。
事の発端は先月下旬のフランス研修の合間に自民党の女性局長・松川るい参院議員(52)らがパリのエッフェル塔の前でポーズを決める姿やリュクサンブール宮殿で記念撮影をしている写真をSNSに投稿。これが「国民が増税や物価高で困窮しているのに」「税金で楽しそうに旅行している」などといった批判の声が寄せられ炎上したというもの。
これに対して茂木は「写真一枚で目くじらを立ててそのような底の浅い義憤とやらが通ってしまう世相の方がよほど問題だと思う。みんな余裕なさすぎ。」とポスト。また、翌2日も「統計的に要約すると、実際に日本人には余裕がない、そしてそのような日本にしたのは自民党だということらしい。それならば、次の選挙で政権交代すればいいだけの話だと思う」などと世間の批判の声について指摘した。
この内容にネット上からは「まあリアルで余裕ないわ。ガチで食費削って生きてる層がブチ切れるのは当たり前やろ」「確かにその通り殆どの国民は余裕がないでしょうね」「余裕ないです。余裕のある金持ちには嘲り笑われるでしょうが」といった声が寄せられていた。
現在、物価高などで多くの日本国民が厳しい生活を送っている中で、茂木の持論は世間からは「余裕のある金持ちの意見」と捉えられ、批判の声が寄せられてしまった。