脳科学者の茂木健一郎(60)がツイッターを更新し、親交のある国際政治学者の三浦瑠麗さん(42)に寄せられる批判に反論した。三浦さんの夫で投資会社社長の三浦清志容疑者(43)は、7日に業務上横領の疑いで東京地検特捜部に逮捕された。

茂木は9日に自身のツイッターを更新し、三浦氏について言及。「友人とは言いながら、三浦瑠麗さんとパートナーの方の事情は細部まではわからないし、検察の方が今捜査しているわけだから、その解明を待つしかないと思う」と投稿。公開情報には目を通しているといい、「いちいちツイッターでメンションしてこなくたって最初からわかっている」と情報を知らせてくるネットユーザーに苦言を呈した。

続けて、「三浦瑠麗さんは友人だが、法律は法律なのであって、パートナーの方の事案については今検察の方が精査しているところだと思う」とし、「友人としては心配する以上のことはできない」とする一方、「そんな当たり前のことは、普通に生きていればわかると思うが、ネット民の一部はそれもわからないくらいに劣化している」と厳しく批判した。

このツイートのコメント欄には「日本人の陰湿ないじめ体質は本当に怖い」「茂木さんのこういうツイートが救いです」という声が集まっていた一方で、「普段は政治家に偉そうに疑惑がどうとか喚いているのにお友達だと法律は法律とか曖昧にして庇うんだからまさに口だけの人間」「なに予防線はってんだコイツは」「つまり俺の友達の醜聞に関していちいち言われると不愉快だから俺に言ってくるな、それぐらい察しろ、俺に不愉快なことする奴は人間のレベルが低いんだってことですね」など、さまざまな意見が寄せられていた。

あまりに攻撃的な茂木の投稿に困惑したネットユーザーも少なくなかったようだ。