脳科学者の茂木健一郎氏(60)がジャニーズ問題に言及。「ジャニーズにだまされるな」と呼びかけ、SMAPの楽曲を「偽物」と断じたものの、ネット上から過去発言との矛盾を指摘されている。
茂木氏は11日にX(旧ツイッター)を更新し、「ジャニーズにだまされないでほしい。人生がもったいないし、人生の時間が無駄になるから」と呼びかけ。「ジャニーズはほんものじゃない」とし、「クラシックからロック、ポピュラーまで、音楽のほんものに触れていれば、SMAPや嵐には騙されない」と持論をつづった。
さらに茂木氏は「『世界に一つだけの花』だって、SMAPの楽曲じゃなくて、槇原敬之さんの楽曲だ」とSMAPの代表曲で槇原敬之(54)が作詞作曲を手がけた『世界に一つだけの花』にも触れ、「槇原敬之さんの生き方、人間性があってこそあの歌の詞、メロディが生きてくるわけで、SMAPが歌っても、それは偽物でしかない」とつづっていた。
しかし、茂木氏は2017年11月11日に投稿したブログ記事の中で、元SMAPのメンバーが『世界で一つだけの花』や『夜空ノムコウ』を歌えないことを疑問視し、「今こそ、元SMAPの方々が歌ったら、心にしみるし、すばらしい効果を上げる」と力説。「作品のクオリティや、アーティストこそ、大事にしてほしい。聴きたいな。元SMAPのメンバーたちが歌う、『世界で一つだけの花』」とつづっていた。
茂木氏のXには、「全くもって同意します」「性加害者の名前が入った会社で屋号変更しないのなら尚更リセットした方がいい」という賛同が寄せられていたが、この矛盾っぷりにネット上からは「脳科学的にこの二律背反を説明して欲しい」「これはダサいすね…」「特大ブーメランが刺さってて笑えますね」という声が集まっていた。
あまりにも矛盾した茂木氏の投稿に多くのネットユーザーが呆れ返っていた。