9月15日放送の『ひるおび』(TBS系)で、同日に最終回を迎えるドラマ『トリリオンゲーム』(同)の番宣VTRが流れたものの、ジャニーズファンが激怒する事態になっている。

『トリリオンゲーム』はSnow Manの目黒蓮(26)の連ドラ単独初主演ドラマ。最終回を迎えるこの日、色々な番組に目黒の相棒を演じる俳優の佐野勇斗(25)とともに出演することが告知されていた。

しかし、『ひるおび』で『トリリオンゲーム』の番宣VTRが流れたのは番組終盤。その上、VTRはわずか33秒という短さだった。

この事態にネット上からは、「ハルガク33秒ってこれこそ忖度じゃない?異常だよこの状況…」「同じ局の大ヒットドラマの最終回だよ?VIVANTはスタジオに出演者招いてあんなに宣伝してたのに」「もはや電波ジャックじゃないよねあの短さ」「自社の放送ドラマなのに…」という声が集まっていた。

「実は同じく次の放送で最終回を迎える日曜劇場『VIVANT』(同)は、8月18日、21日放送回に続いて、この日もスタジオに出演者が登場し、番宣を行いました。番組内でも『VIVANT』について大きく触れられるなど、『トリリオンゲーム』との差がかなり目立っています」(芸能記者)

なお、最終回直前での全話平均視聴率は『VIVANT』が13.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)、『トリリオンゲーム』が5.5%と大きく差があるのが現実。『トリリオンゲーム』は決してヒット作でも話題作でもないが――。

「一部ジャニーズファンからはこの待遇の差はあきらかにジャニーズ問題が関わっているという声が上がっています。今月7日にジャニーズ事務所が創設者のジャニー喜多川氏(享年87)のタレントへの性加害を認めて謝罪して以降、ジャニーズを取り巻く環境は一変。企業広告からジャニーズタレントの起用が見送られたりする中で、逆に企業に『忖度している』と感じたジャニーズファンもいたのでしょう」(同)

騒動の最中に最終回を迎えることになった『トリリオンゲーム』。ジャニーズ騒動の余波はワイドショーにまで及んでしまっていたようだ。