尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏(76)がブログでジャニーズ問題をスルーしていたテレビ番組を批判したものの、ネット上から疑問の声が集まっている。

事務所創設者であるジャニー喜多川氏(享年87)のタレントへの性加害を認めたジャニーズ事務所。一方、テレビメディアもその事実を知りながら長年ジャニーズタレントを起用してきたとして、批判の対象となっている。

尾木ママは18日に「『見て見ぬ振り』は社会的いじめかも?!」というブログ記事を公開。その中で、「性被害にあって、苦悩しんでいるのに聞き流したり噂は知っていても知らんぷりしたテレビ番組」「この後に及んでも未だにスルーして「知らんぷり」の情報番組まであるそうな」とジャニーズ問題とテレビメディアの関係性について示唆し、「酷いと思います!」「社会的いじめをしているのと同じです」と批判した。

尾木ママは続けて「メディアは社会的公器であることを自覚すべきではないでしょうか?」と問いかけ「悶々とする尾木ママです」とつづっていた。

このブログに尾木ママの元には、「メディアのあり方をもっと考えて欲しいですね」「ここでメディアさんにも頑張ってもらって被害者側に立ってもらいたいです」という声が集まっていたが、その一方で「この方の立ち位置ってマスコミ、ジャーナリストに近いのでは?」「尾木氏もテレビに出てコメンテーターしたりしていたのに噂にも聞いたことなかったの?」「この人も今までスルーしてたのに目立とうとして騒いでいるだけ」という疑問の声も多く寄せられていた。

数々の情報番組でコメンテーターを務めている尾木ママ。それだけに尾木ママがテレビを批判する側に立っていることに対し違和感を覚えた人も多かったようだ。