エジプト出身のタレント・フィフィさん(47)が1日、自身のX(旧ツイッター)を更新。沖縄県・尖閣諸島周辺の日本の排他的経済水域(EEZ)内で、中国が勝手に設置した海上ブイ問題について言及した。
この尖閣沖の“中国ブイ”は国会でも取り上げられ、参院予算委員会で1日、日本維新の会の東徹参院議員(57)は「日本の撤去要求を中国側が聞き入れないなら、実力で撤去すべきだ」と主張。上川陽子外相(70)は「国際法に関連規定がない」として慎重姿勢を示している。
尖閣沖の北西約80キロに設置された“中国ブイ”は、日本のEEZに位置するものの尖閣の領有権を主張する中国からみると、同国の権利が及ぶ海域に当たる。日本政府は抗議はするものの「撤去はせず静観」という対応に終始している。
こうした状況のなかでフィフィさんはこの日、「中国が日本のEEZ内に設置した海洋調査ブイを撤去しないのかとの質問に、上川外務大臣が『国連海洋法条約に明文の規定がない。個別な状況に応じて検討する必要があり、その可否については一概に答える事は困難。引き続き中国にブイの撤去を強く求める』と答えていたけど、日本が撤去したら良くない?」と自身の考えを投稿した。
これに対しフォロワーからは「海上に鉄くずが浮いてたので撤去しました、で良いと思うんですけど」「単に強く出られないだけです」「おっしゃるとおり」「明文化されて無いなら撤去しても問題無しなんじゃ」「中国のEEZ内にブイ設置してみればいいんだよ」など、さまざまな意見が寄せられていた。