ビットコイン(BTC)は、本日午前4時頃から上昇し100万円に回復。現在の取引価格は100万6782円で前日から0.86%上昇した。
イーサリアム(ETH)は7万8310円で、前日から4.72%上昇。ビットコインキャッシュ(BCH)は16万1790円で2.34%上昇。リップルは(XRP)93.96円と前日から1.04%上昇した。
仮想通貨市場は、一昨日、総じて下落したものの、その後は回復傾向で昨日からの上昇を続伸している、4月27日以来、この1週間でビットコインは96万円から101万円のレンジ相場で取引されている。
この日、注目すべきニュースは、時事通信が報じた仮想通貨交換業者の業界再編への動きだろう。マネックスがコインチェックを買収し、ヤフーがビットアルゴ取引所に出資、そしてLINEやメルカリも仮想通貨交換業に参入を目指すなど、投資家にとっては市場規模の拡大が見込める明るい話題だ。
仮想通貨に大手参入=業界、信頼回復を期待-中小業者の淘汰進む
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018050300493&g=eco
また、本日は、コインマーケットキャップの上位100通貨のうち、ほとんどの通貨が上昇か、小幅安での横ばいなど安定した相場となった。
この日、コインマーケットキャップで最も伸びが大きいアルトコインは、時価総額66位のビットコインダーク(BTCD)だ。伸び率は142.62%を記録した。取引価格は1BTCD=2万7425円となっている。
ビットコインダークは、匿名性が高く、また分散型取引を可能にするプラットフォームを構築している暗号通貨だ。匿名での送金のしやすさを向上させることを目的に開発された。
また、大手取引所のバイナンスでもっとも大きな伸びを示しているのは、時価総額39位のゴーレム(GNT)だ。伸び率は54.67%、取引価格は1GNT=98.64円となっている。
ゴーレムは使っていないCPUパワーをシェアするイーサリアムベースのネットワークだ。先月末、バイナンスに上場したのが好材料になったか。
ビットコインは、ここ数日は100万円を推移して横ばいの傾向。本日も101万円前後をもみあう相場となった。ここで踏ん張って、3月上旬以来の120万円を目指したいところだ。