共産党の小池晃書記局長(58)がツイッターで北海道の電力問題について言及したものの、ツイートが大炎上する事態が起こっている。
小池議員は8日ツイッターを更新。大地震が起こった北海道の電力不足について「政府は今後計画停電が必要と言っているが、北海道電力のHPでは苫東厚真火力と泊原発を除いても424万kWの発電能力が」と、北海道電力の発電設備のデータを持ち出しつつコメント。「有価証券報告書の主要発電所のデータでも325万kWあり、北本連係による送電60万kWをあわせれば現在のピーク380万kWはクリアできる」と、計画停電を行わずとも電力問題をクリアできるとして、「明確な説明が必要」と政府に訴えた。
しかし、実際には40万kW発電する京極水力発電所は6~10時間程度しか使えず、渇水している場合はダムでの水力発電も不可能になってしまうため、計80万kWはマイナスになってしまう。火力発電所も老朽化が進んでいるところも多く、休みなしの発電にはリスクが伴うというツイッターユーザーからの鋭い指摘も。
さらに、「所詮は絵空事。中途半端な知識で批判ばかりしないでください」「理系の話するなら、発電可能な時間、老朽による稼働制限などを加味しないと。算数で止まってるんですか?」「簡単な足し算引き算の能力だけで政治家やれるなんて楽ですね」といった批判が殺到し、大炎上する事態となっている。
その後も小池議員は北海道地震に関するツイートを続けているが、有権者からの呆れ声と批判ばかりを集める結果になっているようだ。