「ごぼうの党」代表の奥野卓志氏が行った前代未聞の行為に批判が渦巻いている。25日、さいたまスーパーアリーナで開催された『超RIZIN.38」でのフロイド・メイウェザー(45)vs.朝倉未来(30)戦の試合前にハプニングが起きた。
奥野氏が花束贈呈役として登場したものの、メイウェザーに花束を手渡すことなく、目の前のリングに投げ捨てるという行為に会場は騒然。メイウェザーは動じることなく両手で花束を拾い上げ、何事もなかったかのようにセコンドに渡した。この行為にSNS上には「失礼すぎる」「日本の恥」「品性下劣」といった批判が殺到し、これら関連ワードがツイッターのトレンド入りするなど波紋が広がっている。
衆院選前の今年6月に立ち挙げられた「ごぼうの党」は、山田孝之や三浦翔平、元NEWSの山下智久、ONE OK ROCKのTaka、YouTuberのヒカルらが支持を表明したことで注目を集め、同党には朝倉未来もスポーツアドバイザーとして名を連ねている。
この日の奥野氏の行動には各方面からも批判の声が上がり、ネット掲示板「2ちゃんねる」開設者で実業家の「ひろゆき」こと西村博之氏(45)はツイッターで同氏の“花束投げ捨て”を報じる記事を引用し、「日本で泡沫政党を作るには迷惑行為を積み重ねた方が上手くいく。という実例を有権者が作りました。」としたうえで「泡沫政党の党首をやりたい人は迷惑行為をして耳目を集めるというのは、今後も続くと思います。」と私見を述べた。