10月24日の『あさイチ』(NHK)は「モラハラ」特集を放送。スタジオゲストとしてココリコ・遠藤章造(51)と野呂佳代(38)が出演したが、遠藤の態度に視聴者から「遠藤章造は何もわかってない代表で呼ばれたの?」「なぜ遠藤さんをゲストに…この話題を理解しようとも思ってないのがわかる」「本気で悩んでFAXしてる人の内容でおちゃらけるとかどういう神経してんだ」「NHKの人選ミス」と批判が殺到している。
「夫から妻」「妻から夫」など夫婦間の家庭内のモラハラが問題になっているが、今回は“モラハラ夫から逃げる”という選択肢にクローズアップ。実際に夫から逃げたという30代女性は、結婚後、夕食にカレーを作ったところ夫から「このカレー、ルー入れて作ったでしょ?」「僕はルーで作ったカレーは体に合わないんだよ」と、健康のためにスパイスから作るように言われたことに違和感を覚えたと話し、これ以降、夫から女性に対する細かい指摘が続出し、次第に「監視されている」と感じるようになったという。
女性は「すごく大変で苦しいけど、なんで苦しいのかわからない」「自分が何をされている状態かわからない」と当時の苦しい心の内を語っていたが、これに対し、遠藤は「やっぱ一番最初にガンっとカレーのことでてきたときに、タラレバなんですけど、そこで『なんで?』っていう勇気みたいなのも、ひとつずつ潰していくっていうのも大事なんかなって。それをOKしたから旦那さん調子乗ってずっとエスカレートしていくみたいなこと……」とコメント。
これが視聴者から「いやいや、反論しても聞かない、黙らせるのがモラハラ野郎なのよ。話が通じないの」「再現V見てるときも笑ってるし、遠藤さんもだけど、モラハラ被害を矮小化されてとても悲しくなったなぜこんな無知で無理解な2人を出演させたの?」「遠藤さんの『最初のカレーのくだりでちゃんと言っとけば…』って、加害者側のお前のせいでって言葉の悪質さと変わらんのよな」と反感を買っている。
さらに鈴木奈穂子アナウンサー(40)が、視聴者から寄せられた「東京都50代の“まーちゃん”さんです。7月から生活費を渡してくれなくなりました。子育ては遊びだ。とにかく稼げ。『お前は遊んでいるだけのごく潰しだ』と。食事は何を作っても文句を言われる。家事についてもすべて文句。経済的にも精神的にも虐待されていて、今は私のパート代で子どもと私の生活を何とか賄っている」との深刻な悩み相談FAXを読み上げた際のこと。
ここでも遠藤は「うち奥さんのこと“まーちゃん”って呼んでるんですけど。あっ、50代じゃないんで。(うちは)30代なんで」「まーちゃんってうちの奥さんかなって。50代じゃないんで」と、メッセージを茶化す場面があり、SNS上で「深刻な視聴者メールにココリコ遠藤さんがボケて茶化すという……番組の人選ミスだと思う」「視聴者からの深刻なメールを笑いに持っていこうとした遠藤さん、ほんと無理」「NHKの人選ミスだな。完全にこれは」「この話題を理解しようとも思ってないのがわかるし、あんな深刻なFAXにあのボケ……不愉快」「本気で悩んでFAXしてる人の内容でおちゃらけるとかどういう神経してんだ」と大炎上する事態に発展している。
「遠藤のボケを博多華丸・大吉がさりげなくフォローしていましたが、野呂も所々で『嘘っぽいなと思いながら(モラハラについての漫画などをショート動画を)見たことがあって』『メンヘラって言葉があるじゃないですか(モラハラしている夫が)そういう感じにもとれる。気にかけてあげないと嫌だみたいなことがエスカレートする(監視など)そうなっちゃいますよね、きっと』など的外れな発言をしており、なぜ今回の特集のゲストがこの2人だったのか謎でしたね」(芸能ライター)
今回の人選は、完全にミスキャストだったようだ。