「少年革命家」を名乗り不登校YouTuberとして活動する「ゆたぼん」の父で心理カウンセラーの中村幸也氏(42)が12日、自身のツイッターを更新。不登校に関する持論が物議を醸している。
中村氏は12日、「学校行って成功した人がある程度いるのは事実」としたうえで、「日本は学校に行っても『手取り13万』がトレンド入りするような国だし、それも『自己責任』で片付けられるような国だし、『自殺』が若年層の死因1位という国なので、学校に行った所で社会で暮らせるようになる保証はない事も伝えるべきでは?」とツイート。
続けて中村氏は「フランスの貧困は『教育も受けず、働かず、収入がない人』が大半なのに対して、日本の貧困は『学校に行っても、働いても、収入が少ない人』が大半なので、『学校にさえ行けば俺たちも生きていけるんだ』と思うのはちょっと違うよね、というのもちゃんと伝えたほうがいいんじゃないかなと思いますけどね」と投稿し持論を展開した。
ゆたぼん父子をめぐっては、クラウドファンディングで集めた487万円で日本一周をスタートしたものの、わずか数ヶ月で資金が底をつくなど計画性の無さや「毎日美味しいものを食べて遊んでるだけでスタディしていない」いった指摘を受けて批判に晒されているが、中村氏は学校に通ったからといって安定した生活を送れるわけではないと反論した格好だ。
中村氏の投稿はSNS上でも物議を醸し、これを報じたニュース記事やまとめに記事には多くの声が寄せられ、「ゆたぼん父」「手取り13万円」などがTwitterのトレンドワードになるなど世間からの関心の高さを示していた。