ネット掲示板「2ちゃんねる」開設者で実業家の「ひろゆき」こと西村博之氏(45)が6日に自身のツイッターを更新。国葬を反対する人に「もう黙ってろ」と言い放ち、旧統一教会との関わりを問われ「誇りに思う」と投稿して炎上した自民党所属で北海道議会議員の道見やすのり氏について私見を述べた。

道見氏は8月28日、安倍晋三元首相の国葬に否定的な人に対し「国葬に反対する方々にお伝えしたい…わかったから…賛成して欲しいとか野暮なことは言わないから…だからもう黙ってろ」と投稿。さらにユーザーから世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関わりを問われた際には「関わってるよ。隠したりしていない。宗教団体とは、 等しくお付き合いがある。言い換えれば、支援団体とはお付き合いがある。」としたうえで、「特に宗教団体の皆さんとは、開拓の先達やご先祖様を大切にする内心で共感している。それを当たり前と教わり育ってきた。誇りに思う次第。」と開き直りともいえる投稿を返して炎上した。この日、FRIDAYデジタルはそんな道見氏を『自民議員 国葬反対に「黙ってろ」統一教会「誇りに思う」で大炎上』と報じ、ツイート大炎上に自民党幹部が頭を抱えている様子を伝えていた。

旧統一教会と自民党の密接な関わりが国民的な関心となっているが、岸田文雄首相は党として旧統一教会との関係を断つように通達し、茂木敏充幹事長も旧統一教会と関わりを断てない場合は離党させることを明かすなど、沈静化に躍起になっている。そんな中での道見氏のツイートは物議を醸していた。

ひろゆき氏はそうした経緯を伝える同記事を引用し、「自民党総裁として道見議員を除名するか、放置するのか?岸田総裁の本気度が問われますね。」と反応した。この投稿にひろゆき氏のコメント欄には「多分、幹事長にも『黙ってろ』って言うんじゃないですかね!? 今は御自身が黙っているようですが」「検討でしょうね」「黙ってろは正しいが、誇りに思うとかこの情勢でよく言えるな」「道見議員の事、丁度いいトカゲの尻尾がキターーー!くらいに思ってそう。本当に本気なら解散命令までもっていくかと思います」「道見議員の空気読めないキャラは、岸田政権の首をジワジワと締め付ける」「国葬儀に要人誰も来ない件。まあ『検討します』おじさんに会ってもね」など、さまざまな意見が寄せられていた。