ネット掲示板「2ちゃんねる」開設者で実業家の「ひろゆき」こと西村博之氏(45)が15日に自身のツイッターを更新。「カナダ人『日本で初めてコンビニのサンドイッチを買うまで私は日本人を100%信用していました』」と題して報じられたガジェット通信の記事を引用して私見を述べた。
ひろゆき氏が引用した記事では、日本在住のカナダ人ArmstrongSenseiさんが、日本のコンビニ店のサンドイッチに絶望した経験を明かしている。ArmstrongSenseiさんは自身のツイッターで、日本のコンビニのサンドイッチは表面だけ具沢山に見えて、内部には具がほとんど入っていないことを画像付きで説明。こうした例は海外ではあまり見られないため、ArmstrongSenseiさんはショックを受けたようで「日本で初めてコンビニのサンドイッチを買うまで私は日本人を100%信用していました」と嘆いたことを伝えていた。
コンビニ店の弁当の底上げやおにぎりのサイズがいつの間にか小さくなっていたりする、いわゆる“ステルス値上げ”。日本人の消費者はいつの間にか慣らされていたが、不誠実に具沢山をアピールするコンビニのサンドイッチは外国人の目には奇異に映ったようだ。ArmstrongSenseiさんの投稿は全世界に拡散し、現在13万いいねを越える反響を集めている。
ひろゆき氏はツイッターで同記事を引用しつつ「大手のコンビニですら客を騙す行為を問題だと感じてないし、日本人の多くも見過ごしてる。」と指摘したうえで「こうやって、少しづつ劣化していくんだろうなぁ、、と。」と持論を展開した。
投稿のコメント欄には「値段上げて具だくさんにすればいいのにね。それで売れなければ他の物を考えればいいだけなのにサギってどうすんだよ笑」「こういう誤魔化しは長年のデフレを含めた経済政策の失敗が招いたと思いますね。普通に値段上げれないからあれこれ小細工する。その過程で最低限の良心や社会的責任感が無くなっていく」「誰かこの人コメダ連れて行ってあげて」「カサ増しプラスチック弁当箱とカサ増しおかずスパッゲティも」「これこそ日本の文化『見えるとこは特に綺麗に』の進化系」「遂に海外の人からも詐欺だって言われるレベルに達したんだ」「日本のコンビニのマーケティング戦略で、日本人全体の評価が下がることもある」「端から具が落ちてきにくい工夫という可能性は無いんですかね」など、さまざまな意見が寄せられていた。