1月10日放送の『マツコの知らない世界』(TBS系)で、MCのマツコ・デラックス(50)の影響力があらためて明らかになり視聴者から反響を集めている。
この日は番組でも何度か取り上げている「豪華客船の世界」。案内役にはクルーズライターの上田寿美子さん(69)が登場し、日本発着の主な豪華客船の楽しみ方や、南極クルーズ、近未来型ドバイクルーズの旅をリポートしたVTRが放送された。
冒頭では、コロナ禍で訪日クルーズ旅客数が0となってしまったことが紹介されると、マツコは「気にしてたのよ、私も。本当に大丈夫かなと思って」と、自身でも豪華客船の情報をチェックしていたことを告白。これを聞いた上田さんは「マツコさんはクルーズ業界の福の神ですから……!」と仰々しく感謝していたが、マツコは「もうちょっとビューティーな感じにしてほしかった」と戸惑いながら明かしていた。
しかし、この「福の神」の理由はその後明らかに。実は上田さんが乗船したことのある「にっぽん丸」「飛鳥Ⅱ」の両方の船に、「『マツコの知らない世界』を見て豪華客船に憧れて船員になっちゃった方がいらした」とのこと。この報告にさすがのマツコも「この番組に影響受けてってこと?」と驚愕。上田さんは「だからマツコさんはクルーズ業界の福の神だと思っています」とあらためて明かしていた。
マツコに影響を受けた、「飛鳥Ⅱ」の船員は25歳の男性、「にっぽん丸」の船員は24歳の女性とのこと。写真を見たマツコは「いい子そうね!」と言い、「なんか嬉しい。頑張ってね!」と呼びかけていた。
この事実に視聴者からは「影響すごいな」「この番組すげえな」「ステキー!コロナ禍で大変だったろうに」といった驚きの声が集まっている。
「もともと『マツコの知らない世界』の経済効果は数億円とも言われており、マツコが『うまい』と発言した食べ物は約8億円分の経済効果を生んだことも。『豪華客船の世界』は今回で第4弾という人気企画なだけに、船員にまでなる人が出ましたが、乗客レベルで言うと、もっと人数は多いでしょう」(週刊誌記者)
日本の景気回復の鍵はマツコにあるのかもしれない!?