サッカー元日本代表MFの本田圭佑(36)が4日に自身のツイッターを更新。性的少数者に対する差別発言で更迭された荒井勝喜秘書官について「クビにするべきじゃない。本人も口に出したことが悪いと思ってるなら謝ればいいし、許せないってのはtoo much」と私見を述べた。
荒井秘書官は3日夜、オフレコを前提とした記者団の取材で、LGBTなど性的少数者を巡って「隣に住んでいるのもちょっと嫌だ」「同性婚を認めたら国を捨てる人が出てくる」などと発言し、その後、撤回し「申し訳ないと思う」と謝罪したものの、岸田文雄首相は「多様性を尊重し、包括的な社会を実現していく今の内閣の考え方には全くそぐわない、言語道断の発言だ」として更迭している。
こうした状況に本田はこの日、「新井秘書官。クビにするべきじゃない。本人も口に出したことが悪いと思ってるなら謝ればいいし、許せないってのはtoo much。」(原文ママ)としたうえで「1つのミスで人落とすこの社会システムこそが多くの人を苦しめてる原因でもある。それが新しいことへの挑戦の壁になってる。それか前からクビにしたかっただけなのかもね。」と持論を投稿。さらに「秘書としての能力が足りなくてのクビは仕方ない。プロの世界。」とも補足した。
この投稿にコメント欄には「本田さん、荒井秘書官です」「私はヘイトとミスを同列には並べられません」「オフレコを破った点が今回特にダメだった。もし一般人が聞く可能性がある会見で言ったら今回の措置もやむなしと思うけども」「嫌だって言う自分の意見言えないのも違う気がするけど」「許せないってのはtoo much、トレンド入りの予感…」「ミランで鬼のように叩かれたホンダさんの言葉だから響く」など、さまざまな意見が寄せられていた。