3月29日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)での子どもを使ったドッキリ企画がネット上で炎上している。
問題となっているのは、「幼稚園でのかくれんぼ 隠れた友達が全く見つからず 見つかるのは見ず知らずの子供ばかりだったら 幼稚園児でもさすがに恐怖感じる説」というもの。
本物の幼稚園と幼稚園児を使って行った検証で、ターゲットの子どもが「鬼」として他の子が隠れるのを待っている間に、他の子と微妙に似ている別の子役が園内に隠れ、見つけた際のターゲットの子の反応を見るという検証になっていた。
最初にドッキリのターゲットになった女の子は、友だちらしき子を見つけた瞬間、笑顔で「見ーつけた」と声を掛けたが、「見つかっちゃった」と知らない子が振り向くと、何事もなかったかのようにスルー。それが続くと、無表情になっていってしまった。
また、最後には知らない子がウロウロと出てくると、女の子は「ちょっとお茶飲んでくる」とその場から逃げ出してしまった。
その後、別の男の子をターゲットに行われたが、やはり知らない子を見つけると、なかったことにしてスルー。それが何人か続くと、明らかに見つけているのにも関わらず、「もはや友だちは隠れていない」と認識したのか、隠れている子の目の前で「どこにいったのかな」などと嘆いていた。
その後、子どもにはネタバラシが行われたが、このVTRにMCのダウンタウン浜田雅功(59)は「これは悪いわ」と苦笑い。松本人志(59)は「ここのスタッフならネタばらしせずに終わるのかなって」と、むしろ早々にネタバラシをしたことに胸をなでおろしていた様子だった。
この一幕に視聴者からは「虐待だろ」「トラウマになりそうだな」「これ問題だろ。BPOから声明出そう」といったドン引きの声が集まっていた。
「本番組は過激なドッキリや説検証がたびたび話題になりますが、今回はあくまで一般人の子ども。大人向けのバラエティ番組のためにトラウマを与えかねない検証に多くの苦言が集まっていました。」(女性誌記者)
今回ターゲットとなった子どもの心に傷が残らなければいいのだが……。