歌手のGACKT(50)が12日、自身のエックス(旧ツイッター)を更新。ジャニーズ事務所の故ジャニー喜多川元社長(享年87)の性加害問題を巡り、所属タレントをイメージキャラクターとして起用している各企業が「広告契約の見直し」に踏み切ったことに言及し批判の声が相次いだことに対し反論し話題となっている。
先日、「いやいや、ちょっと待て 各大手企業がこぞってジャニーズ事務所とのCMを打ち切るとか、検討するとかやってるが、そんな問題や噂は昔からどこの企業もスポンサーも広告代理店も耳にしていたはず、むしろ知ってたはず」とコメント。さらに「アーティスト個人が何かやらかしてCMを打ち切るのはまだわかる。今回それぞれのアーティストは関係ない、というよりむしろ被害者。」などと持論を展開したところ、「GACKTさん、おっしゃる通りですね」などの声が寄せられている一方で「企業の対応を「乗っかりコンプライアンス」とか言ってるけど、流石に児童への性虐待を甘く見すぎ。」といった批判の声が殺到していた。
この日のGACKTは「ボクのコメントに色々言う人もいたが、ボクは手の平を返すような人間じゃないし、なりたくもない。過去に何があったとしてもボクはジャニーズにいる彼らが好きだし才能に溢れる彼らを応援してる。」と反論しつつ、「色々としんどいタイミングだけども、必ず乗り切れる。応援してる。頑張れ!」と、ジャニーズ叩きの風潮に異論を唱えた。
これに対しネット上からは「ガクトさん、ありがとう」「こういう時にちゃんと言える人、本当に貴重だし素敵です」などの声が寄せられている一方で「誰もタレント側を責めていないと思いますよ」「他の方も言われているように、企業対企業の契約の是非が論点です。応援し続けるお気持ちは尊重します。ですが、手のひら返しという表現は如何かと思います。」といった声も。
GACKTのポストは論点がずれているという指摘の声も多く上がってしまっているようだ。