9月21日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ・日本テレビ系)では、ジャニーズ問題について報道。出演者で読売新聞特別編集委員の橋本五郎氏(76)がジャニーズタレントを起用し続けた経済界を批判し、視聴者から賛否両論が集まっている。
この日、番組では創設者のジャニー喜多川氏(享年87)によるタレントへの性加害を認めたジャニーズ事務所の問題を報道。9月7日に行った会見では、新社長に就任した東山紀之(56)らが、「ジャニーズ事務所」の社名を継続することを明かしたが、世間からは猛批判を集め、ジャニーズタレントを商品広告からおろす「ジャニーズ離れ」が進んでいる。
そんな中、20日には経済3団体のトップ・日本商工会議所の小林健会頭(74)が会見で「個人的な考えとしては(社名は)継続されないほうがいいんでしょうね」と指摘。また、ジャニーズ事務所の一連の対応を「非常に問題がある」と批判した。
小林会頭の発言を受け、番組に出演していた橋本氏は「経済界の反応ね、なんか違和感がある」と苦言。「いろいろ(ジャニーズ事務所批判を)おっしゃってるでしょ。でもその経済界の企業が使ってるじゃないですか。その責任はどうなるんですか? それはまったく、なにも触れないでいいんですか?」と批判した。
これに対し、MCの宮根誠司(60)が「だからそれはメディアも一緒ですよね」と諫めると、橋本氏は「メディアも一緒なんですけども!」とヒートアップ。「(経済界で)厳しいことを言っている人たちは、それを最初にまず言ってほしいんですよ」と自身らの責任にも言及すべきだとした。
橋本氏は「『われわれは知らなかった』『われわれも被害者だ』というのか。そうではなくて、そういう人たちを長く使ってきた企業にも責任がありますよ」と指摘。「現に噂で聴いてたからやらなかった(起用しなかった)って経営者もいるんですよ」と苦言を呈していた。
この橋本氏の発言にネット上からは「五郎よく言った!」「今更言うなってのはまあわかる」という賛同や称賛も集まっていたが、「それ言うと一番の責任メディアだろ」「読売新聞にも責任あるだろ」「噂話レベルをメディアが質さないから噂レベルで終わっちゃうんだろ」という批判も多く集まっていた。
まるで責任の擦り付け合いのような橋本氏の発言に多くのドン引きの声が集まってしまった。