年の瀬の恒例となっている「ユーキャン新語・流行語大賞」の30候補が2日発表された。
今年の傾向としては、新型コロナウイルスに関連した「5類」や、優勝を果たしたWBC関連、社会問題となった「闇バイト」といった時代を映した言葉や社会問題絡みのキーワードが多くノミネートしている。
芸能界からは、海外でも大きく報じられた旧ジャニーズ事務所の性加害問題から「性加害」のほか「NGリスト・ジャニーズ問題」という言葉が入っている。また、大ブレイクした制服姿の4人組ダンスボーカルユニット「新しい学校のリーダーズ」もノミネート。さらにYouTubeで世界的に支持を集めたYOASOBIの「アイドル」と主題歌となったアニメ「推しの子」とともに選ばれ、イギリスのオーディション番組で大ブレイクした、お笑い芸人・とにかく明るい安村(41)のギャグフレーズ「安心してください。履いてますよ」の英語バージョン「I’m wearing pants!」もノミネート。一方で政治絡みでは、自民党女性議員が猛批判を受けたフランス研修旅行から「エッフェル姉さん」がノミネートした。
これらの発表にネット上からは「エッフェル姉さんは誰が受賞するの?」「増税メガネないの?」「公金チューチューは?」「これ、いつまでやるの?」「例年通り半分くらいしか分からん」など、さまざまな意見が寄せられていた。新語・流行語大賞のトップ10と大賞は12月1日に発表される。