「高級家具の民主化」をモットーに掲げるCAGUUU株式会社(本社:東京都港区六本木七丁目15番7号、代表取締役社長 中村勇輝)は、本格的な冬の到来を前に新商品の発熱家具を発表した。また、同社初となる実店舗の「CAGUUU国分寺マルイ店」を10月9日にオープンすると発表。今後、3年間で全国に約100店舗の出店を見据えているという。

高級家具の民主化を掲げるCAGUUUとは

2024年に創業したCAGUUU株式会社は、これまでオンラインを中心にリーズナブルながらも高品質な家具を製造・販売する新進気鋭の家具メーカー。代表の中村勇輝氏は、かつてSHEIN(シーイン。中国発のファッション通販サイト)の日本市場責任者・日本法人代表を務め、日本市場進出への立役者となった人物だ。CAGUUUは、創業からわずか2年で累計25億円の資金調達を達成。社外取締役として、元プロサッカー選手で現在はサッカー解説や実業家としても活躍する本田圭佑氏も経営に参画している(記者発表では動画メッセージが届けられた)。

高品質・高価格のものか、とにかく安い価格のものかのいずれかしかないという日本での家具選び。そんな消費者の選択肢の幅を広げたかったと、CAGUUU創業の経緯を話す。

「多くの人は家具について、良いものを長く使いたいと思っていると思います。しかし現状は、デザインや品質よりも手頃な値段に重きを置くことしかできない状況です。良いデザインと品質、納得できる価格で提供することをモットーとしています」

製造・流通・販売の面で徹底的にコストを抑え、品質の向上と価格の低下に反映しているという。製造面では、中国の工場と直接提携し、素材選定から検品まで一貫した品質管理。流通面では、直接消費者へ届けるシンプルな経路。販売面では、オンラインが主戦場だ。

これまで主にオンラインで展開してきた同社が、このほど初めて店舗を構える。国分寺という東京郊外への出店もコストの削減がうかがえる。高級志向でも都内の一等地に店を構える必要がないのだ。店舗で実際に商品を消費者に見てもらうことで、反応や売れ行きといった感触を確かめ、商品に反映させるねらいだ。

小ロットでオンライン販売、消費者の反応からの商品改善、さらに需要に伴って展開を拡大するという在庫負担を抑えながら選ばれる商品を育てるビジネスモデルは、中村氏がSHEIN で培ったものだという。

遠赤外線で芯から温まるグラフェン発熱のこたつ

CAGUUUがこのほど発表した新商品は、「グラフェン発熱テーブル」といういわば最新鋭のこたつ。グラフェンという炭素から生まれた薄いシート状の素材を利用したもので、天板全体が温まるしくみになっている。グラフェンを使ったこたつは日本初とのこと。

冬の暖房器具といえば、石油ファンヒーターやエアコンなど温風を出すものが代表格だが、乾燥が気になる人も多いはずだ。その点、同社のグラフェン発熱テーブルは、遠赤外線で温まるのでじんわりと身体が芯から温まり、乾燥の面でも優位性が高い。

冬はこたつ、夏はこたつ布団を外しテーブルとして一年中活躍する設計になっている。特筆すべきは、菌やダニ、ウイルスへの効果を第三者機関で検証している点。5種類の菌の殺菌率は99.96〜99.99%、コナヒョウヒダニの死滅率は100%、3種類のウイルス不活化率は99.99%を超えるなど、乾燥や免疫力の低下といった冬場に特に心配になる部分に寄与しそうだ。

実際にこたつテーブルの天板(写真は、こたつ天板を外した状態)に手を当ててみると、かなり温かい(温度設定は、20〜60℃。触れたときは50℃設定となっていた)。

電源と温度調節のディスプレイ(写真は、ダイニングテーブルのもの)は天板下にあり、フラットなボタンで瞬時にON/OFFや調整ができる。タイマーで自動OFF(2〜8時間、2時間刻みで設定可)も可能。1時間の電気代は、約6.7円(80×80cmモデル、室温20℃、布団なし、1時間運転)でお財布にも優しい。

とくにテーブルは、家の中心にあって家族が集まる囲炉裏のような存在。食事、仕事、ときに子どもの遊び場にもなる。

記者発表では、皮膚科医の泉さくら氏(ココメディカルクリニック院長)も登壇し、暖房器具選びや冬に特に健康面で気を付ける点などについてトークセッションが行われた。特に乾燥する冬においては、遠赤外線で温めるグラフェン発熱テーブルは優位性があると評価。自ら家具を選ぶ際に着目する点として、安全性を挙げた。

「遠赤外線で温まる天板、無意識に手を当てていました(笑)。じんわりと温まりますね。=中略=私たちの身の回りにあるもの(家具、化粧品など)で、第三者機関で検査を受けているものというのは、じつはほとんどないんです。その点で菌やダニへの効果が検証されているのは大きいことだと思います」と、泉氏。

省エネ設計の新型こたつで、冬を暖かく過ごしたい。