28日のビットコイン(BTC)は、42.7~46.4万円で推移した。イーサリアム(ETH)やライトコイン(LTC)などの時価総額上位のアルトコインが軒並み10%近い上昇をみせたことから、BTCに対しても40.0万円を前にした下値の堅さが意識されたこともあり、短期筋の買いが向かったもよう。5日移動平均線の位置する45.7万円水準をナイトセッションで明確に抜けることが出来れば、いったんは上値の軽くなる展開も視野に入る。

とはいえ、ヘッジファンドによるショートポジションの積み上がりは縮小傾向にあるなか、週末に控えるCMEのビットコイン先物11月物SQを前に、思惑的な売買から海外時間で値動きが荒くなる可能性はある。